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第7回:正規従業員との待遇差と働き方の違いについて
第7回 非正規従業員の待遇改善が促される動機付けは、「同一労働同一賃金」の法改正だけではない。足元の非正規従業員の採用難も動機付けとなっている。 待遇改善の検討を行ううえでの実務上の課題は、①待遇の改善対象・度合、②待遇改善の原資ねん出方法の2点である。まずは①から考えたい。 非正規従業員には、
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第6回:前回連載での判決からみえてくる、適正な待遇差について
前回みたように昨年6月の「長澤運輸事件」「ハマキョウレックス事件」最高裁判決以降も、地裁・高裁で「同一労働同一賃金」に関連する判決が相次いでいる。しかも、改正される短時間・有期雇用労働法第8条でいう「それぞれの待遇の性質・目的に照らして」不合理な差を禁止するという改正趣旨に沿った判断を示すようになっ
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2020年7月29日開催 HRDXウェビナー:リモートワークで役立つHRサービス
目次1 セミナー内容2 こんな方におすすめ! セミナー内容 新型コロナウイルス感染拡大における緊急事態宣言は全面解除されましたが、在宅勤務やリモートワークが推進され、今後の働き方様式の変化に注目が集まっています。そこで本イベントでは、HRDX参画企業よりリモートワークで役立つHRソリューションを紹介
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第5回:前回連載での事件において不合理とされた待遇差について
本年2月に高裁判決が出た「メトロコマース事件」では、住宅手当、退職金、褒賞、早出残業手当の4つが、正規従業員と非正規従業員の間の不合理な待遇差とされた。また、非正規従業員への退職金の不支給も不合理とされ、一般企業の人事部門にとっても他人事とはいえない判決となっている。不合理とされた理由を精査すること
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第4回:正規従業員と非正規従業員の待遇差を不合理とみる判決・判例について
前回みたように正規従業員と非正規従業員の待遇差を不合理とみる判決・判例は増える傾向にある。ここでは、さらに踏み込んだ判決を取り上げる。 本年2月に高裁判決が出た「メトロコマース事件」では、非正規従業員には退職金が支給されないことが不合理とされた。さらに昨年の「ハマキョウレックス事件」最高裁判決では不
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第3回:同一労働同一賃金における「不合理ではない待遇差」について
第3回 「不合理ではない待遇差」とは、「不合理な待遇差ではない」ことである。 不合理な待遇差を、「ハマキョウレックス事件」の最高裁判例から抜粋して図表1に掲げる。待遇の一つ一つについて、その目的・性質から見て不合理な待遇差がないかを判断するという手続きである。待遇全体において不合理な差があるかではな
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5分で分かる!リモートワークを成功させるコミュニケーションのコツ
近年、新型コロナウイルスの影響により、従業員の「リモートワーク」に踏み切る企業が増えてきています。 リモートワークとは、オフィスに通勤しなくてもITツールなどを活用して遠隔で働くことができる働き方のことです。 現代の働き方の多様化に加え、社会情勢の変化により、以前にも増して注目を集めています。 株
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第2回「同一労働同一賃金ガイドライン案」公表後の動きについて
第2回 2020年4月(中小企業においては2021年4月)からの短時間・有期雇用労働法の施行を前提に、2018年12月に厚生労働省から「同一労働同一賃金ガイドライン」が公表された。また2018年6月の最高裁「長澤運輸事件」「ハマキョウレックス事件」を始め、下級審で相次いで同一労働同一賃金に関する判
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【連載コラム】今後企業が行うべき 「同一労働同一賃金」への対応とは?
働き方改革の一環で、2020年4月1日から全国一斉に施行された(中小企業は、2021年4月1日から)「同一労働同一賃金(別名:パートタイム・有期雇用労働法)」。 同一労働同一賃金とは、同じ職場で同じ仕事をする正規雇用の従業員と非正規雇用の従業員との待遇や賃金格差をなくすという考え方です。 これまでも
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第1回 同一労働同一賃金の基礎知識について
2020年4月(中小企業においては2021年4月)から、「同一労働同一賃金」の趣旨を踏まえた「短時間・有期雇用労働法」が施行される。これは、非正規従業員(法令では「短時間・有期雇用労働者」。週の所定労働時間が通常の従業員よりも短いか、労働契約が有期である従業員)の待遇改善を目的とする