人材育成

職場を変えるハイパフォーマー!その行動特性から育成方法まで

ハイパフォーマーと言われてる優秀な人材の従業員

実績を上げ、職場そのものを変化させるほどの力を発揮するのが「ハイパフォーマー」といわれる人材です。企業が大きく成長していくためにはこのハイパフォーマーといわれる人材をより多く育成し、獲得する必要があります。今回は、ハイパフォーマーの概念や行動特性(コンピテンシー)といった特徴や、育成方法などについて解説します。企業や組織にもたらす効果を紹介しますので、自社でハイパフォーマーを生み出して業績向上を目指したい人事担当の方へおすすめの記事です。

競合他社との差別化をはかる!企業のイメージアップは「ベネフィット・ステーション」で

人生100年時代と言われるようになり、定年年齢の引上げや定年廃止が進んでいます。
少子高齢化による人手不足の原因の一つとなっている中で、「企業のイメージアップ」は離職率低下や若手の人材確保において重要な役割を担います。

例えば「仕事とプライベートの充実ができる働きやすい会社か」「風通しが良い社風で一緒に働く人と一体感を持つことができる働きがいがある会社か」といった不安を払拭する必要があります。 これらの課題は、福利厚生サービスベネフィット・ステーションの導入で解決すること出来ます。

1. 140万件以上のサービスが利用できるため、年齢や性別関係なく、従業員の多様なニーズに応えることができる

2. 企業の福利厚生制度として「スポーツジム割引」「育児・介護補助」などの記載が出来るため、競合他社との差別化ができる

従業員が企業担当者を介さずサービスの利用申し込みを行うため、導入後の事務作業はほとんどありません。

ぜひ、企業のイメージアップや労働環境の改善策の一つとして、福利厚生制度の検討をしましょう。

ハイパフォーマーとは

ハイパフォーマーと言われる優秀な人材の女性従業員のイメージ

ハイパフォーマーとは?

ハイパフォーマー(high performer)とは、高いレベルのスキルやノウハウ、経験を持ち合わせ、それらを活かして高い生産性と成果を発揮することに長けており、企業や組織の成長に貢献できる人材を指します。

ハイパフォーマーがもたらす効果

ハイパフォーマーは、会社の業績向上に貢献するだけはなくビジネスモデルやビジネスプランなどのイノベーションを創出します。そして、ほかの従業員に対しても好影響を与えて彼らが今まで発揮できずにいた新たな能力を開花させます。ハイパフォーマーの存在自体が、人材育成につながるといえるでしょう。

ハイパフォーマーとパレートの法則

パレートの法則とは、「全体の要素の2割が、8割を生み出している」とする理論です。ハイパフォーマーの存在は、パレートの法則にも通ずるものです。これを会社に当てはめると、「全従業員の2割が、会社の8割の売上を生み出している」となり、会社に利益をもたらし経営の柱となっているのは、実質2割の従業員ということになります。

つまり、上位2割に属する人材がハイパフォーマーに該当し、会社として効率良く業績を向上させる手段とは、ハイパフォーマーが最大限の成果を発揮できる労働環境を整備することです。会社に2割しかいないハイパフォーマーたちがなぜ大きな利益を生み出す影響力を持つのかという点を分析すると、会社全体の底上げが実現します。

従業員満足度を高めて企業の労働生産性を向上し、持続的な事業成長へと導く働き方を

残業を減らして有給取得をしやすい環境整備も整えた。しかし、蓋をあけてみると業績が芳しくない…それは、時間や場所を問わない柔軟な働き方やデジタル化による業務効率化という本質的な働き方改革が実践されていないことが原因です。

人手不足の今、以下のような課題には早急に取り組む必要があります。

・従業員一人当たりの労働生産性の向上
・離職率の低下、採用強化
・従業員満足度の向上
・テレワークの拡大
・ITリテラシーの向上

「ベネフィット・ステーション」は月額1人当たり1,000円~で上記課題の解決にオールインワンで寄与します。
資料は無料でダウンロードが可能です。
ぜひご覧ください。

ハイパフォーマーの特徴

アジャイル組織のリーダーとメンバーのMTG

ハイパフォーマーとは、単にスキルやノウハウ、経験を持ち合わせているだけではありません。それらを駆使して高い生産性と成果を発揮できる人材だけがハイパフォーマーと呼ばれるにふさわしいといわれています。そして、スキルやノウハウ、経験のみならず人間性が高いという特徴があります。裏を返せば、人間性があるからこそ誰にも負けない実力を発揮できるとも考えられます。

ハイパフォーマーには、主に以下のような特徴がみられます。

ポジティブ思考

すぐに諦めずトライアンドエラーを楽しみながら仕事を進める

謙虚

自分の実力におごらず、上司や同僚など他の社員に対しても常に尊敬や思いやりの気持ちを持っている

周囲からの信頼が厚い

相手の立場を考慮して物事を考えサポートをする

自分の考えをしっかりと持っている

周囲に流されずあらゆる視点から俯瞰し、自分なりの考えを持っている

相手のニーズをくみ取れる

相手が求めていることを理解し、応えることができる

ハイパフォーマーの行動特性とその分析評価

先輩社員が後輩社員に業務を説明しているイメージ

ハイパフォーマーは、具体的にどのような行動特性を持っているのでしょうか。そして、どうすれば優秀な人材の中でもハイパフォーマーとなる逸材を見分けることができるのでしょうか。

ハイパフォーマーの行動特性

行動特性とは、その人物が持つ特徴的な行動パターンを指します。ハイパフォーマーの行動特性を知ることで、新たなハイパフォーマーの育成や採用に役立ちます。ハイパフォーマーの行動特性は、主に以下の4つが挙げられます。

行動力
ハイパフォーマーには、失敗を恐れず挑戦する行動力が備わっています。行動がなければ成果が生まれないという物事の真理をきちんと理解しているからです。そのため、ただやみくもに行動するのではなく、広い視野と知識を持って先を見据えた行動ができます。そして、トライアンドエラーを繰り返しながら確実に成果を出していきます。

 

コミュニケーション力
ハイパフォーマーは、周囲とまめなコミュニケーションを取り、円滑な人間関係を構築しています。仕事は一人の力だけでなく、各所とコミュニケーションを取り連携しながら進めていくことが最も効率的であることを理解しています。相手の立場に立った思いやりのあるコミュニケーションができるため、たとえ困難な場面に直面しても周囲の人が力を貸してくれます。

 

自発性
ハイパフォーマーは自発性が高く、会社や社会への高い貢献心を持っています。上司から指示されることなく自ら業務の課題をあぶり出し、その解決のための積極的な行動が可能です。課題を自らの力で解決に導く成功体験によってモチベーションが持続され、好循環をもたらしています。

 

上昇志向
ハイパフォーマーは成果にコミットし仕事の精度を上げ、確実に成果につなげる上昇志向を持っています。その根源は、他者ではなく過去の自分自身であったり、さらに上のポジションへ就きたいというモチベーションであったりします。

ハイパフォーマーを分析・評価する方法

ハイパフォーマーの分析・評価には、以下のような数値化された客観的なデータの一覧が必要です。日頃から人事管理システムなどにデータベース化しておくと、いざというときに役立ちます。

属性データ:名前、性別、年齢、所属部署、学歴など
入社時データ:履歴書、適性検査結果など
行動データ:勤怠履歴、スケジュール、その他数値化できるもの
評価データ:人事評価、多面評価など

ただし、評価データに関しては評価者によるバイアスがかかっているため、すべてを鵜呑みにするのは少々危険です。そのため、評価者を限定しない多面評価の結果も踏まえて判断すると良いでしょう。なお、ハイパフォーマーの評価基準の一例は、以下となります。

価値観:ポジティブ、目的意識、仕事に対する姿勢
スキル:柔軟性、影響力、リーダーシップ
行動特性:成果主義、行動力、周囲へのサポート

上記の評価基準をベースに、自社にとってのハイパフォーマーの分析や評価を行っていきましょう。

総合福利厚生サービス ベネフィット・ステーション

ベネフィット・ステーションは、従業員満足度を向上し、健康経営やスキルアップを促進する総合型福利厚生サービスです。
グルメやレジャー、ショッピングだけでなくeラーニングや介護・引っ越しなどライフイベントに関わるものまで、幅広いメニューを取りそろえています。

さらに
・Netflixが見放題のプラン

・お得な特典や割引がついたサービスを会員企業の従業員様が給与天引きでご利用頂ける、給与天引き決済サービス

などをご用意しています。

ハイパフォーマーを育てるには

自律的にコミュニケーションを図って業務をスムーズに進めるハイパフォーマーの従業員

ハイパフォーマーをためには、そのための土壌を整える必要があります。ここでは、ハイパフォーマーを育成するために必要な手順を紹介します。

ハイパフォーマーを洗い出す

ハイパフォーマーを育成するためには、現時点における自社のハイパフォーマーを特定しなければなりません。その際には、ハイパフォーマーに明確な定義付けを行う必要があります。自社にとってどのような人材がハイパフォーマーであるのか必要な要素がわからなければ、適切な洗い出しが難しくなります。

ハイパフォーマーの行動を分析し共有

ハイパフォーマーの定義が明確化されたら、その定義に該当する従業員の個人データを分析していきます。ハイパフォーマーのどのような要素が、高いパフォーマンスの発揮に影響を与えているのかを明確化しましょう。そして、彼らと共通項を持つ潜在的なハイパフォーマーを探っていきましょう。
さらに、特定されたハイパフォーマーの要素は社内に情報共有します。情報共有することにより波及効果を生み、従業員の意識にも変化があらわれます。

パフォーマンスを生み出せる環境整備

会社は、ハイパフォーマーが高いパフォーマンスをる労働環境を整備する必要があります。ハイパフォーマーの潜在能力を最大限引き出し、実力を発揮できる環境とはどのようなものであるか、ハイパフォーマーの分析から検証していきましょう。

健康経営、うまく実践できていますか?

健康経営とは、従業員の健康管理を経営課題として戦略的に取り組む経営手法のことです。
従業員が健康であれば高い集中力を保って仕事に取り組めるため、生産性が向上するというプラスのサイクルが生まれます。

しかし、健康経営は効果が見えにくく、担当者の負担だけが増える一方に思われがちです。

そこで、健康経営にはどのようなメリットがあるのか、特に健康経営が必要な企業の特徴を挙げ、取り組みの手順をまとめました。

健康経営銘柄や健康経営優良法人と言った顕彰制度の申請方法についても掲載していますので、理想的な健康経営を実現しましょう。

客観的データでハイパフォーマーを見出し育てる

企業が業績を上げ、さらに拡大していくために、ハイパフォーマーの存在は欠かせません。ハイパフォーマーのさまざまな特性を十分に分析し、彼らが存分に成果を挙げられる職場を構築すると同時に、新たなハイパフォーマーの育成にも力を入れていきましょう。

ベネフィット・ワンが提供するデータ活用プラットフォーム「ベネワン‧プラットフォーム」は、従業員1人ひとりのデータを可視化することにより、「個」「組織」のマネジメントをサポートするデータ活用プラットフォームです。ベネワン・プラットフォームを活用することでハイパフォーマーの可視化やハイパフォーマーの候補となる貴重な人材の可視化が可能になります。

また、総合福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」では、人材育成に有効なeラーニングサービスや教育・研修サービスがありますので、自社の育成方針とベネフィット・ステーションでハイパフォーマーの育成に適したカリキュラムを組み合わせて作成することも可能です。他にもワークライフバランスの充実するレジャーサービスや育児・介護サービス、健康経営の推進に向けた健康コンテンツの配信や各従業員に合った健康管理支援サービスなど従業員の日常をトータルでサポートします。

ベネワン・プラットフォームはベネフィット・ステーションを導入すると無料でご利用できますので、ハイパフォーマーの発掘・育成・活躍へ向けたキャリアの形成に活用しましょう。

少額投資で人材不足を解消
福利厚生サービス ベネフィット・ステーション

今や全業種の企業において65%以上が深刻な人材不足と言われています。人材不足の悩みの多くは、以下のようなものです。

・福利厚生などの待遇による満足度が低く、既存の社員が転職するなど人材の流出が止まらない
・中小企業は企業独自としてのアピールポイントが少なく、新しい人材の確保に苦戦する

人材不足を解消するには、新規採用で社員を増員または既存社員の離職を減らすかのいずれかの方法しかありません。その解決策として、福利厚生の充実に注目が集まっています。
なぜなら賃金を上げるよりも安価に拡充できるからです。

総合福利厚生サービス ベネフィット・ステーションの特徴

・東証プライム上場企業の62.2%(2022年4月現在)が導入済み
140万件を超える優待サービスから自分にあったものが選べ、幅広い年代層/多様なニーズに対応可能
・従業員1人あたり1,000円(税抜)~で、健康支援、教育支援も合わせて対応可能

中小企業であれば、最短2週間で大企業と同等レベルの福利厚生の導入が可能です。

導入の手続きも簡単で、導入後も従業員が企業担当者を介さずにサービスを利用できるため、事務作業はほとんど発生しません。

ぜひこの機会に福利厚生制度の拡充を検討していきましょう。


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