ワークライフバランス

パルスサーベイとは?メリットを最大限出すための質問方法と注意点

「現状の従業員満足度を把握したい」という場合は、意識調査のひとつである「パルスサーベイ」を実施するのがおすすめです。

そこで今回は、パルスサーベイの概要やメリット・デメリット、一般的な実施方法について解説します。あわせて、パルスサーベイの質問事項例もご紹介しているので、ぜひご参考にしてください。

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パルスサーベイとは?

パルスサーベイとは、従業員の現状を把握するために行う意識調査のこと。月に1回など比較的短いスパンで実施すること、そして設問数が3〜10問ほどと少ないことが主な特徴です。

準備や集計・分析にさほど時間がかからない上に、現場で起こっている問題や従業員の課題をいち早く捉えることができるため、これらの解決に向けて素早く行動したいときに非常に役立ちます。

パルスサーベイの目的とメリット・デメリット

従業員満足度をリアルタイムに把握できる

詳しくは後述しますが、パルスサーベイでは「従業員幸福度に関する質問」を設けることがほとんどです。たとえば、「業務を通じて自らの成長を実感していますか?」などが挙げられます。

こうした質問の回答には、労働環境や待遇、人間関係に関する従業員の満足度が現れるため、リアルタイムで現状把握を行えるのです。その上で従業員をフォローすれば、問題・課題を解決しやすくなるほか、モチベーションの向上につながる可能性もあります。

従業員エンゲージメントを高められる

パルスサーベイは、従業員エンゲージメントの向上にも効果を発揮します。なぜなら、問題や課題をいち早く捉え、解決に向けて素早く行動できるためです。これにより、従業員のモチベーションが上がったり生産性が向上したりすれば、「働きやすい企業」だと愛着を持ってもらえるようになり、結果としてエンゲージメントが高まります。

コストパフォーマンスに優れている

年に1回など中長期的なスパンで行う調査の場合、一度でたくさんの情報を集めなければならないので、設問数が多くなる傾向にあります。そのため準備に時間がかかり、ひいては人件費や作業費が多く発生することがあるのです。また、調査会社を利用する場合はさらに費用がかかります。

その点、パルスサーベイは設問数が少ないため準備に時間がかからないほか、自社だけで問題なく実施できるため、コストを最小限に抑えつつ現状把握を行えます。

調査結果を素早く活用する必要がある

パルスサーベイのデメリットは、調査結果を素早く活用しなければならない点です。短いスパンで実施する調査だからこそ、従業員にも短期間で結果を活用・反映するよう求められるのです。

調査を終えたのにもかかわらず、いつまで経っても問題・課題が解決されない場合、従業員がストレスを感じる可能性も。そのため、パルスサーベイを行う際は短期間でPDCAを回せるよう、あらかじめスケジュールを立てておくことが大切です。

パルスサーベイ実施時の注意点

パルスサーベイを実施する際は、運用担当者に負担がかかり過ぎないよう注意を払う必要があります。なぜなら、短いスパンで行うからこそ負担が大きくのしかかる可能性があるためです。

もしそうなると、調査結果の分析や活用を丁寧に行えなくなる恐れがあります。この事態を回避するためにも、専用ツールなどを活用して業務負担を軽減するよう心掛けましょう。

このほか、従業員のマンネリ化にも注意しなければなりません。もし「忙しいのにまたアンケートに答えないといけないのか」と従業員がうんざりしてしまうと真剣な回答を得づらくなり、リアルで有効な結果を導き出せなくなってしまいます。

パルスサーベイへの回答に協力してもらうためにも、実施の目的や調査結果の共有は欠かさず行い、課題・問題解決に役立っていることを証明しましょう。

パルスサーベイの一般的な進め方と実施方法

では、パルスサーベイは具体的にどう実施すればよいのでしょうか。以下で一般的な進め方をご紹介するので、ぜひご参考にしてください。

①調査内容と質問項目の設定

まず、業務量や役割分担、経営に対する意識、幸福度などの観点から調査内容と質問項目を設定します。パルスサーベイの目的を踏まえた上で設定しないと求める結果を得られない可能性があるので十分に注意しましょう。なお、設問数は上述のとおり、3〜10問と少なめにするのがポイントです。

②調査を実施

調査内容と質問項目が決まったら、パルスサーベイを実施します。具体的には、従業員に対して調査表を送付すると同時に、回答期日を共有します。

なお、調査表を送付する際は、従業員がメールの確認を行うことが多い「朝」「お昼休憩」のタイミングを狙うのがおすすめです。

③結果集計と分析

回答期日を過ぎたら、それまでに届いた回答を集計・分析します。調査結果をすぐに活用できるよう、この作業はなるべく早く行うことが大切です。

このとき、過去の調査結果とは大きく異なる回答をした従業員がいれば、面談をするなどしてフォローしましょう。ネガティブな変化の場合、フォローを行うことで問題を解決しやすくなります。

④出てきた課題への施策検討と実行

最後に、調査結果から導き出された課題に対する施策を検討・実行します。パルスサーベイの意義はこの作業にあるので、欠かさず取り組むことが大切です。

なお、繰り返しになりますが、課題への対策がなかなか実行されない場合、従業員がストレスを感じてしまう可能性があります。また、パルスサーベイの必要性を感じられなくなる恐れもあるため、施策が決まったら早めに実行するようにしましょう。

パルスサーベイの主な質問項目

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最後に、パルスサーベイの主な質問項目をご紹介します。

①従業員幸福度に関する項目

従業員幸福度に関する項目には、たとえば「自分の能力を仕事で最大限に発揮できていると感じますか?」「社内に信頼できる人はいますか?」などがあります。

これらの質問を設けることで、従業員が感じている仕事のやりがいや価値、喜び、そして企業に対する評価などを測ることができます。

②経営理念(ビジョン)に関する項目

経営理念(ビジョン)に関する項目には、たとえば「企業目標や経営戦略を理解していますか?」「事業方針について、経営陣は適切な意思決定をしていると思いますか?」などがあります。

経営理念(ビジョン)は、企業が目指す方向を示したものです。もし、これが従業員に浸透していない場合、経営層と足並みが揃っていないと判断できます。これでは企業の成長が滞る可能性があるため、まずはパルスサーベイで浸透度を測定し、その度合いが低いようなら経営理念(ビジョン)の見直し、または浸透方法の改善をすることが大切です。

③業務に関する項目

業務に関する項目には、たとえば「ワークライフバランスを考慮した上で、今の業務量は適切だと感じますか?」「業務において適切な役割を与えられていると感じますか?」などがあります。

これらの質問は、従業員の生産性を高める上で必須です。そのため、もし業務量や役割に不満を感じている従業員がいる場合は、早急に見直すようにしましょう。

まとめ

パルスサーベイは、現場で起こっている問題や従業員の課題をいち早く捉え、それらの解決に向けて素早く施策を検討・実行する上で大いに役立つ意識調査手法です。「短いスパンで実施する」「設問数が少ない」という特徴から準備にさほど時間がかからないため、コストを最小限に抑えつつ自社だけで実施できます。

「従業員の現状を把握したい」「従業員のモチベーション・エンゲージメントを高めたい」という企業は、今回ご紹介した実施方法・質問事項を参考に、ぜひ取り入れてみてください。

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