福利厚生

【2024年最新版】ベネフィット・ワン(ベネワン)とは? 主要なサービスと導入メリットを徹底解説!

モチベーション高く仕事と向き合う従業員

「従業員のモチベーションアップが期待できる」

「従業員の定着率向上につながる」

こうしたメリットから、福利厚生サービスの充実に注力する企業が増えつつあります。

そんな福利厚生サービスを提供する企業の中でも、テレビCMや広告などを通じて、株式会社ベネフィット・ワン(ベネワン)の名前を認知している方は多いのではないでしょうか。その一方、「社名は聞いたことあるけれど、サービス内容はよく知らない」といった声を耳にするケースもあります。

そこで本コラムでは、ベネフィット・ワンの概要と、主なサービスを紹介します。さらに、ベネフィット・ワンのサービスの中でも導入実績の多い、「ベネフィット・ステーション」を中心に特徴やメリットを解説していきます。

ベネフィット・ワンとは

株式会社ベネフィット・ワンは、総合型福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」を中心とした人事向けサービスを提供する企業です。ヘルスケア事業やペイメント事業「給トク払い」なども展開しています。

同社は1996年にパソナグループの社内ベンチャーとして設立されました。2024年3月に第一生命ホールディングス株式会社によるTOBが成立し、今後同社の完全子会社となる見込みです。

事業内容

福利厚生事業
パーソナル事業
CRM(Customer Relationship Management)
事業
インセンティブ事業
ヘルスケア事業
購買・精算代行事業
ペイメント事業

ベネフィット・ワンが提供する主なサービス

ここからは、ベネフィット・ワンが提供する主要なサービスの概要について、それぞれ紹介します。

ベネフィット・ステーション

「ベネフィット・ステーション」は、従業員満足度を向上し、健康経営やスキルアップを促進する総合型福利厚生サービスです。

グルメやレジャー、ショッピングだけでなく、eラーニングや介護・引っ越しなどライフイベントに関わるものまで、140万件以上の幅広いラインナップを取り揃えており、従業員はその中から好きなメニューを自由に選択して利用することができます。

最近では、世界最大級の動画配信サービス「Netflix」の見放題が付帯したプランがリリースされるなど、市場の変化に合わせたサービスのアップデートがなされています。

ベネフィット・ステーションの詳細はコチラ。

給トク払い

「給トク払い」とは、お得な特典や割引がついたサービスを従業員が給与天引きで利用できる給与天引き決済サービスです。ベネフィット・ステーションを導入すると無料で利用でき、毎月の生活費がお得になることによって従業員満足度を向上させることができます。

給トクを利用してNetflixを申し込むとポイントが付与される、ガソリン価格が割引きされるなどメリットが大きいことが特徴です。

インセンティブ・ポイント

高い業績を上げた従業員やチームに対するインセンティブを、ベネフィット・ワンのサービスで利用できるポイントで付与できるサービスです。

インセンティブ・ポイント制度の運用には、システム構築やアイテム発送など煩雑な業務がつきものです。同サービスではそうした業務を一貫してベネフィット・ワンに委託することが可能で、自社での立ち上げと比較して低コストかつスピーディに制度運用を開始することができます。

また同サービスは、ポイントを貯める楽しみ、使い方を選ぶ楽しみが得られることで、継続的に高いモチベーションを維持できるサービスとして、導入企業の従業員からも好評です。

ベネワン・プラットフォーム

「ベネワン・プラットフォーム」は、人事・健康データを「一元管理」「可視化」し、人事領域のDX化を推進するプラットフォームです。

ストレスチェックや健診データ、ライフスタイル調査、タレントマネジメントなど、従業員一人ひとりのデータを可視化することで、企業経営の重要な鍵である「個」「組織」のマネジメント支援を行います。

個人向けのサービスも展開

ベネフィット・ワンでは、「ベネフィット・ステーション」「ベネワン・プラットフォーム」といった法人向けサービスのほか、次のような個人向けサービスも展開しています。 

プレステージゴールド

企業の役員層・富裕層を対象とした会員制のライフサポートサービスです。オーダーメイド旅行サービスやトータルファッションコーディネートサービスなど、生活を豊かにするさまざまなメニューが用意されています。

ナープクラブ

リタイア後でも企業と同等の福利厚生が受けられるサービスです。フィットネス・ゴルフなどのスポーツ施設、趣味のスクールや資格へのチャレンジメニューのほか、メディカルチェックから介護サポートなど、健康面を支援するメニューも用意されています。

MYDC

節税しながら将来に備えるiDeCo(イデコ)をウェブで簡単に、最短10分で申し込めるサービスです。ロボアドバイザーが一人一人に合った商品を提案してくれるため、どこよりも簡単に将来に備えた資産形成が可能です。

ベネフィット・ステーションの特徴

ここからは「ベネフィット・ステーション」の特徴について、より詳しく解説していきます。

充実したサービスメニュー

「ベネフィット・ステーション」では、グルメ、レジャー、エンタメ、ショッピング、スポーツ、旅などはもちろん、健康管理や介護・福祉まで、多様化する従業員のニーズを捉えた、140万件以上のサービスを利用することが可能です。 

他にも、ベビーシッター、育児シッター等の保育サービス利用時に一部補助金が受け取れるといったサービスも用意されています。そのため、従業員のライフステージに寄り添い、仕事と子育ての両立を支援することが可能です。 

カフェテリアプラン

企業が設定した福利厚生メニューの中から、従業員が付与されたポイント内で好きなものを選択できるプランです。

同プランでは、企業が抱える課題や目的に応じてベネフィット・ワンがコンサルティングを行い、最適なメニューを提案。さらに、プラン設計から運用、導入後の専任担当者によるフォローまでワンストップで提供されるため、企業が福利厚生制度を運用するときにかかる手間を大幅に削減することができます。

豊富な導入実績

導入企業法人は16,719社、法人会員数は1,594万人(20234月時点)と、他社と比べても圧倒的な実績数を誇ります。

こうした実績をもとに、導入時はもちろん、導入後もスムーズに運用できるようサポートを受けることができるなど、福利厚生のアウトソーシングが初めての企業でも安心して導入できます。

従業員の家族も利用可能

福利厚生サービスの中には、従業員本人だけしかメニューを利用できないケースも少なくありません。

その点、ベネフィット・ステーションは、配偶者や子供、孫、両親など、従業員の二親等以内の家族であれば、福利厚生のサービスメニューを制限なく利用できるなど、使いやすさも特徴のひとつです。

ベネフィット・ワンのサービスを導入するメリット

最後に、「ベネフィット・ステーション」や「ベネワン・プラットフォーム」など、ベネフィット・ワンの提供するサービスを導入するメリットについて解説します。

企業メリット:生産性向上につながる

生産年齢人口が減少する中で、企業が持続的に成長するためには、人材確保と生産性向上のための取り組みが欠かせません。中でも福利厚生サービスの導入は、働き手のワークライフバランスに寄与しやすいなどの理由から、改めて注目が集まっています。

特にベネフィット・ワンは、福利厚生のアウトソーシングサービス「ベネフィット・ステーション」はもちろん、人事領域のDX化を推進するプラットフォーム「ベネワン・プラットフォーム」を併用することで、生産性向上につながりやすいと言えます。

一例として挙げると、「ベネフィット・ステーション」の利用状況や残業状況、有給休暇取得状況などのデータを可視化し、その情報を基に労働条件の改善や適切な人材配置を行うといった取り組みが生産性向上に効果的です。

従業員メリット:モチベーションアップが期待できる

「ベネフィット・ステーション」を利用することで、従業員は豊富なサービスから自分に合うものを選択できるようになります。従業員が個々のニーズやライフスタイルに応じた福利厚生を受けることができれば、満足度の向上につながります。

「ベネフィット・ステーション」は前述した通り、140万件以上ものサービスを取り揃えているため、より従業員の選択肢に合わせやすい福利厚生サービスと言えます。

人事メリット:コア業務の人事戦略に専念できる

業務効率化・生産性向上のためには、企業内の各部署がコア業務に専念することが不可欠です。そのための取り組みとしては、業務のアウトソーシングの1手段として、BPOサービスの活用が効果的です。

ベネフィット・ワンでは、福利厚生をはじめ、人事給与や人事労務のアウトソーシングサービスも「パソナHRソリューション」も提供しています。

例えば、給与計算に関わる様々な業務をトータルサポートする「人事給与BPO」や、労務業務をワンストップでアウトソーシングできる「人事労務BPO」を活用することで、担当者がコア業務に集中できる環境を構築できます。

人事領域の課題解消にはベネフィット・ワンのサービスがおすすめ

ここまで解説してきたように、「Netflixプラン」や「給トク払い」など、市況に合わせたサービスをいち早く展開する点が、ベネフィット・ワンの特徴のひとつです。

そのため、「従来の福利厚生代行サービスでは、従業員の利用率が悪い。公平性に欠けているとの指摘もあった」といった課題をはじめ、時代の変化により顕在化しつつある、さまざまな人事領域の課題解消が期待できます。

本コラムをお読みいただいたうえで、「気になるサービスがある」「自社に合わせた福利厚生について聞いてみたい」とお考えの方は、ぜひ下記よりお気軽にお問い合わせください。

また、最近では「従業員のニーズが多様化しており、どんな福利厚生のメニューを用意すれば良いのか、判断しにくい」といった声を聞く機会が増えてきました。

そこで、最後に、福利厚生の選び方をまとめた資料をご用意しています。下記のバナーより、ぜひお気軽にダウンロードください。

総合福利厚生サービス ベネフィット・ステーション

ベネフィット・ステーションは、従業員満足度を向上し、健康経営やスキルアップを促進する総合型福利厚生サービスです。

グルメやレジャー、ショッピングだけでなくeラーニングや介護・引っ越しなどライフイベントに関わるものまで、幅広いメニューを取りそろえています。

さらに
Netflixが見放題のプラン
お得な特典や割引がついたサービスを会員企業の従業員様が給与天引きでご利用頂ける、給与天引き決済サービス

などをご用意しています。


ベネフィット・ステーションの詳細についてはこちら