福利厚生

【福利厚生代行サービス】リロクラブとは? 主要なサービスと導入メリットを徹底解説!

適材適所の人事戦略でいきいきと業務に取り組む従業員

近年、優秀人材の確保や従業員の定着率改善などの観点から、福利厚生の充実に取り組む企業が増えつつあります。一方、社内のリソースだけで福利厚生を充実させていくのはコストも手間もかかります。

そこで最近では、福利厚生を一括して委託できる、福利厚生代行サービスに改めて注目が集まっています。しかし、福利厚生代行サービスと一口に言っても、その種類はさまざまです。 

そこで本コラムでは、 福利厚生代行サービスのパイオニアの一社であるリロクラブの概要と、主なサービスを紹介します。さらに、リロクラブのサービスの中でも導入実績の多い「福利厚生倶楽部」について、特徴やメリットを解説していきます。 

リロクラブとは

株式会社リロクラブは、福利厚生代行サービス「福利厚生倶楽部」をはじめ、従業員の転居サポートなど人事領域に関連するさまざまなサービスを展開している企業です。

1993年に、日本初の福利厚生代行サービスとして「福利厚生倶楽部」を開始して以降、住宅関連サービスなど事業領域を拡大。「リロの賃貸」など不動産関連を手掛けるリログループ(東証プライム上場)のグループ会社のひとつです。

リロクラブが提供する主なサービス

ここからは、リロクラブが提供する主要なサービスの概要について、それぞれ紹介します。

福利厚生倶楽部

「福利厚生倶楽部」は、低コストで充実した福利厚生の構築が可能な福利厚生代行サービスです。

国内旅行、映画、テーマパーク、グルメなど余暇を楽しむためのメニューや、スポーツクラブやゴルフ場など健康増進を応援するメニュー、子育てや介護、資格取得、マネープランの相談などライフプランをサポートするメニューなど、幅広いサービスで多様なニーズに対応しています。

「福利厚生倶楽部」の特徴の一つに、カスタマーセンターの多言語対応があります。英語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語・中国語(マンダリン)・韓国語・タイ語の7言語に対応しており、外国人従業員も安心して利用することができます。

クラブオフ

「クラブオフ(Club Off Alliance)」は、日々の生活からオフタイムまであらゆるシーンで利用できる法人会員制優待サービスです。

同サービスに登録している企業・団体のみが利用可能で、グルメ、レジャー、旅行、エンターテイメントなど、国内外200,000カ所以上の施設やサービスが提供されています。

VIP会員」と「スタンダード会員」の2種類の会員スタイルが用意されており、Webサイト経由で一般公開されていないメニューや特別価格でのサービス利用が可能となっています。

そのほかにも人事領域を支援する多様なサービスを展開

リロクラブでは、「福利厚生クラブ」「クラブオフ(Club Off Alliance)」のほか、次のようなサービスも展開しています。

ふろむな倶楽部

「ふろむな倶楽部」は、退職後の充実したセカンドライフを応援する、メンバーシップサービスです。毎日の暮らしやオフタイムに役立つ様々なサービスを会員限定の優待価格で利用でき、充実したセカンドライフを彩ります。

Relo育児コンシェルジュ

仕事も子育ても前向きな従業員を応援する育児支援サービスです。

公的制度など最新の情報も網羅した「育児応援サイト」、子育ての悩みはもちろん育児制度の利用まで相談できる「育児相談窓口」、保育園の選定や入園手続きをサポートする「保活コンシェルジュ」、育児から職場復帰までのアドバイスを行う「常駐対応人員の紹介」などが利用できます。

Reloエンゲージメンタルサーベイ

2つの調査・分析結果(ディープサーベイ、ショートサーベイ)を利用し、従業員の離職・休職につながる変化を早めに把握し、要因を特定。離職・休職の予防につなげることができるサービスです。ストレスチェックや組織診断などによって従業員個人のエンゲージメントはもちろん、組織状態を見える化し、メンタルヘルス対策等が行える点が特徴です。

健康診断代行サービス

健康診断に伴う関連業務をリロクラブに委託できるサービスです。健康診断のお知らせや日程調整、費用の精算、労働基準監督署への報告業務などを一括して委託することができます。

メンタルヘルスケアサービス

ウェブ専用のストレスチェックサービスです。マイページで判定結果を確認、経年管理ができるため、従業員のストレスへの気づきを促すことが可能で、メンタルヘルス不調の未然防止に役立ちます。201512月より施行されたストレスチェック制度の法令にも対応しています。

福利厚生倶楽部の特徴

ここからはリロクラブの提供するサービスの中でも中心的な存在として、日本初の福利厚生代行サービスである「福利厚生倶楽部」の特徴について、より詳しく解説していきます。

業界最多の導入企業数

「福利厚生倶楽部」は、導入企業社数19,200社、会員数710万人というスケールメリットを活かし、従業員1人当たり月会費8001,000(入会金別途)と低コストにサービスを提供しています。

その導入シェア率が業界トップクラスとなっていることからも、1993年の事業開始以来、満足度の高いサービスを提供し続けていることがわかります。

中小企業からの圧倒的な支持

契約社の中で、従業員が100名未満の契約企業数の割合が73.5%(202110月時点、同社調べ)と、中小企業から特に厚い支持を得ています。

その要因の1つに、10万以上の充実した福利厚生メニューを提供している点があります。さらに、アニュアルレポートでの利用実績報告はもちろん、その分析結果を踏まえ、さまざまな改善提案が行われる点も、利用者の満足度の高さにもつながっています。

全国50エリアの福利厚生サービス情報を配信

「福利厚生倶楽部」では、全国の事業拠点が窓口となり、各地域に密着したメニューを積極的に展開しています。

奇数月の第1月曜日には、会員専用サイトで全国50エリアのお得な福利厚生サービス情報が地域ごとに配信されており、メニューの利用促進が図られています。このことで、メニューの利用率について、地域間格差が小さくなっています。

リロクラブのサービスを導入するメリット

最後に、「福利厚生倶楽部」「クラブオフ」など、リロクラブの提供するサービスを導入するメリットについて解説します。

企業メリット:人材確保・定着に役立つ

競争が増す採用市場の中で、優秀な人材を確保・定着させるためには、企業が充実した福利厚生をPRすることが効果的です。

その点、10万以上のメニューを提供する「福利厚生倶楽部」は、採用市場においても候補者の幅広いニーズに応えることができ、求人での競合との差別化が可能です。

特に福利厚生の充実に課題感を持つ中小企業にとっては、低コストでも大手企業に劣らないメニューを提供できる点は、大きな魅力と言えるでしょう。

従業員メリット:ストレスの軽減や生活満足度の向上

「福利厚生倶楽部」では、国内旅行、映画などプライベートを楽しむエンターテインメントに関するメニューだけでなく、子育てや介護などプライベートをサポートするメニューも豊富に提供されています。

このほか、「Relo育児コンシェルジュ」では、育児相談窓口や保活コンシェルジュなど、より手厚い従業員の育児サポートサービスが提供されています。

こうしたサービスを活用することで、従業員は仕事とプライベートのバランスがとりやすくなり、ストレスの軽減や生活満足度の向上が期待できます。

人事メリット:ホワイト企業認定のサポートも

リロクラブでは、前述した福利厚生に関連するサービスのほか、一般社団法人日本次世代企業普及機構(ホワイト財団)が実施する「ホワイト企業認定」の取得サポート事業を提供しています。

この認定を取得することで、企業には「企業価値が向上できる」「ホワイト企業認定を活用したPR活動ができる」「新卒者や中途採用者へのリクルート効果がある」といったメリットがあります。

人事部門にとっては、自社が「ホワイト企業」である根拠の説明を求められる機会が増える中、こうしたサポートはリロクラブのサービスを導入する動機の一つとなるでしょう。

まとめ

ここまで、リロクラブの概要や主なサービスについて、詳細に解説してきました。

最近では「従業員のニーズが多様化しており、どんな福利厚生のメニューを用意すれば良いのか、判断しにくい」といった声を聞く機会が増えています。

そこで、最後に、福利厚生の選び方をまとめた「福利厚生選び方ガイド」をご用意しました。ぜひお気軽にダウンロードください。