福利厚生

「みんなが親孝行できる会社」を目指した福利厚生

ユーソナー株式会社(旧社名:株式会社ランドスケイプ)

インターネット関連サービス 101-500名
取り組み内容
・従業員の3つの余裕【健康、お金、時間】を生むためのさまざまな福利厚生・人事施策
 ∟健康:平日無料のランチ提供、外部の専門家との面談
 ∟お金:書籍代補助、自販機飲料50円、多角的な評価制度(AIや360度評価)
 ∟時間:会社からの距離による家賃補助制度(社宅制度)、長期休暇
など、他にもさまざまな施策を実施
・ベネフィット・ステーションの導入
ベネフィット・ステーション導入の目的と決め手
・二親等まで利用可能なため「みんなが親孝行できる会社」というビジョンに合致
・会社の規模拡大により多様化する社員のニーズに応えていくために、最適なサービスだった
ベネフィット・ステーションの社内周知の方法
・社内イントラに毎月おすすめコンテンツを掲載し周知
・無料で読めるビジネス書を社内チャットでおすすめ
今後の課題
・会社の規模拡大に合わせ、施策を取捨選択し社員に最適な制度を作っていく

独自構築した日本最大級の企業データベースを基にした、マーケティング支援事業を行うユーソナー様。「みんなが親孝行できる会社」をビジョンに、オリジナリティあるさまざまな福利厚生施策を実施されています。
ボーグルではユーソナー(旧社名ランドスケイプ)様に以前もインタビューを実施していますが、今回ベネフィット・ステーションをご導入いただいたことをきっかけに改めてお時間をいただきました。(以前の記事はhttps://bowgl.com/case/landscape/からご覧いただけます。)
現在取り組んでいる福利厚生や人事制度、前回取材時から改善した点、またベネフィット・ステーションの活用方法などをお聞きしました。

日本最大級の企業データベース「LBC」を基盤に、企業のデータベース
マーケティングを支援する会社

ー貴社の事業概要について教えてください。

坂本:ユーソナーは、820万拠点という日本最大級の企業データベース「LBC」を基盤に、企業のデータベースマーケティングを支援する会社です。「LBC」はクライアント企業の顧客データを整理整頓し、名寄せやSFA(営業支援ツール)MAツール(マーケティングオートメーションツール)の利活用を促進します。DXをデータの土台から支えています。
「LBC」は公開情報を元にしており、さらに人の目を介して確認する部分もあります。その30年以上のデータとノウハウの蓄積は弊社の強みとなっています。

水田:この「LBC」を搭載したソナーサービスをお客様へ提供しています。経営企画やマーケティングの部署などでの導入が多い「プランソナー」というABM(アカウント・ベースド・マーケティング)を実現するサービスや全部署で利用可能な「mソナー(エムソナー)」という企業情報・名刺管理のサービスなどで企業のDXを促進しています。

ーお二人のご対応業務について教えてください。

坂本:採用活動、福利厚生などの総務業務、広報を担当しています。
水田:採用活動、新規入社者の研修、新規の福利厚生の導入や運用フローの構築を担当しています。

ー貴社の社風についてお聞かせください。

坂本:ユーソナーでは「デマンド経営」というものを実施しているのですが、そこに社風が表れていると思います。

「デマンド経営」とは、お客様からのサービスに関するご要望や社員からの人事制度や福利厚生への声を「デマンド=改善のアイデア」として捉え、全社的に検討する制度のことです。クレームといったネガティブな捉え方をするのではなく、そこに改善のチャンスがあるとして、真摯に取り組んでいます。
デマンドは全社員が参加しているチャット上から発信することが可能で、上がってきたデマンドは月に2回経営層を含めて検討し、実施しない場合でもその理由や代替案なども探ります。

ー1回当たり何件のデマンドが上がるのでしょうか

坂本:デマンドは多いときは1回(半月)で20件以上上がるときもあります。私も以前営業活動をしていた時にサービス改善のデマンドを上げた際、担当エンジニアとの緊急MTGがセットされお客様への一次回答がすぐにできた、ということがあり非常に助かりました。

水田:また、社員からの働き方に関する声もさまざまな粒度のものが上がってきており、出勤時間に関する提案など実際に多くの内容が人事制度や福利厚生として取り入れられてきています。

 

 

 

 

 

このオリジナリティあふれる会議室から、さまざまなアイデアが生まれるのではないでしょうか?

ビジョンは「みんなが親孝行できる会社」

ー社員が余裕を持って生活し、親孝行できるような状況であってほしい

坂本:ビジョンの「みんなが親孝行できる会社」というのはユーソナー会長である福富の「社員が余裕を持って生活し、親孝行できるような状況であってほしい」という思いから出来たものです。そしてそれには、【健康・お金・時間】の3つの余裕が必要だと弊社では考えています。

ですので、現在弊社には特色のある人事制度や福利厚生制度が数多くありますが、バラバラに作られているのではなく、すべて社員の【健康・お金・時間】をサポートするという目的で制度を作っています。

ー【健康】の余裕のために

坂本:【健康】において「体の健康」についての制度ですと、平日のランチの無料提供があります。前回取材時からメニューを1種類から3種類に増やしました。フードロスの観点も加味して自分の食べられる量を考えて選べるようになっています。

「心の健康」については、社外の専門職の方と面談できる制度があります。社会福祉士との面談からエンジニアの学習方法の相談など幅広い面談枠を用意していることに加え、業務時間内に面談できることや、面談内容を他者に公開しないことも選択可能など、利用のハードルを下げています。そのため、多くの社員に活用されています。

 

 

 

 

 

無料のランチとアイスクリーム 自販機飲料は50円で提供されています

ー【お金】の余裕のために

水田:支出を抑えるという観点では、スキルアップ支援のための書籍代補助制度があります。エンジニア向けの技術書は100%、ノンフィクションは50%の補助があります。読んだ本の感想を社内アプリで共有したり、社内のプチ図書館に共有し、他のメンバーも自由に読めるようになったりとナレッジが循環する仕組みもあります。また、後段にでてくる社宅制度も、支出を抑える制度としてあてはまります。

収入を増やすという観点では、給与やインセンティブがしっかりもらえるよう、さまざまな角度から人事評価できるようにしています。AIでの評価も取り入れ、上長の感情や相性だけで評価が決まらないようにしています。また、360度評価を実施することで、周囲からの客観的な評価を得られるようにしています。

ー【時間】の余裕のために

坂本:時間の余裕に関しては、社宅制度が一番大きいと思います。会社から自宅の距離に応じて家賃補助が最大50%支給されるため、通勤時間の削減につながることにより時間的余裕ができます。家賃補助額も大きいため【時間】のサポートともに【お金】のサポートにもつながっています。

他に長期休暇制度も充実しており、夏休みは10日ほどあります。

ーそのほか、前回の取材以降、取り組まれている人事制度はありますか?

さらに中長期的に余裕を持てるように、キャリアアップも支援しています。例えば、エンジニアのスキル手当です。どの技術を身に着けたら、手当が増えるか明確になっています。その他、自己理解と他者理解を深めるために、知能テスト・MBTIテストなども、全社員が受けています。

ベネフィット・ステーション導入について

ーこれほど充実した福利厚生があるなかで、今回ベネフィット・ステーションの導入に至った背景を教えてください

水田:「みんなが親孝行できる会社」をビジョンとする中で、二親等まで使えるベネフィット・ステーションは相性が良かったためです。また、コンテンツの多さも魅力でした。

ユーソナーではユニークな福利厚生を提供していますが、会社規模が拡大し社員が増える中で、ベネフィット・ステーションは多様化するニーズに応えていけるサービスだと考えています。

坂本:無料で読めるビジネス書やeラーニングの数が多いことも、いろいろな知識を得たい、勉強したいというユーソナーの社員の特性と親和性がありました。

サポート本部 総務人事グループ 広報・採用担当 チーフ 坂本 かりん 様

ーベネフィット・ステーション導入後の社員の方の反応はいかがでしたか

水田:社員が各自のニーズに合わせて様々なコンテンツを利用しています。社内アプリにて、ベネフィット・ステーションの無料で読めるビジネス書の感想をシェアしてくれる社員がいます。また、飲食店やレジャーなどの割引クーポンを普段使いしているという声も聞きます。

坂本:私自身も休日に子供と出かける際にクーポンを利用し、ネットショッピングもベネフィット・ステーションを利用することでベネポを貯めています。

使えば使うほどお得になるというのも良い点だと思います。

※ベネポとはベネフィット・ステーションの利用で貯めることができるポイントです

サポート本部 総務人事グループ サブマネージャー 水田 早紀 様

ー人事としての今後の展開を教えてください

坂本:現在では上手く実施できている人事制度や福利厚生も、社会情勢の変化や会社の規模拡大に合わせて、常にアップデートする必要があると考えています。

例えば、創業間もないころに社員の休暇取得を促進するために作られた誕生日休暇という制度があります。しかし、現在は有給取得率が高くなったことや誕生日が土日祝日と重なると不公平という声があり、254月に廃止し代わりに誕生日プレゼントへの補助金制度の導入を検討しています。


また、今回のベネフィット・ステーションの導入も変化に応える解決策でした。これからも社員みんなに喜ばれ親孝行できる会社でありたいと思っています。

ーありがとうございました

ユーソナー様には多くの福利厚生制度があり今回は一部しかご紹介できませんでした。

ぜひこちらも確認してみてください。ユーソナー様採用サイト


サポート本部 総務人事グループ 広報・採用担当 チーフ 坂本 かりん(中央)
サポート本部 総務人事グループ サブマネージャー 水田 早紀 様(右側)
サポート本部 総務人事グループ 石井 豪起 様(左側)

「福利厚生」に取り組もうと
お考えの企業担当者さまへ

ベネフィット・ステーションは、従業員満足度を向上し、健康経営やスキルアップを促進する総合型福利厚生サービスです。

グルメやレジャー、ショッピングだけでなくeラーニングや介護・引っ越しなどライフイベントに関わるものまで、幅広いメニューを取りそろえています。

さらに
・Netflixが見放題のプラン
・お得な特典や割引がついたサービスを会員企業の従業員様が給与天引きでご利用頂ける、給与天引き決済サービス

などをご用意しています。