福利厚生

常に「社員の為に何ができるか」、を考え続けること

株式会社しまむら

卸売業・小売業 1001名以上
取り組み内容
・2023年ベネフィット・ステーション導入
∟正社員だけでなくパート社員も含む18,000名が対象

・ベネフィット・ステーション周知のため
∟毎月の動画配信、チラシの配布、社内通達の徹底
導入の目的と決め手
・他社より優位性のあるサービスが豊富なこと
∟フリーeラーニングの講座
∟日常生活でお得に使えるサービス
∟年間5,000ベネポの付与があること

・以前採用していた制度より地域格差が少ないこと

・ランニングコストの妥当性

ファッションセンターしまむらを中心に国内外2,200以上の店舗を構え、「商品力」と「販売力」を強みに衣料品専門店としては国内第2位、世界第9位(2022年2月期末)の売り上げを誇る株式会社しまむら様。
「いい会社」で働く社員が、「いい仕事」をする。「いい仕事」が、お客様の評価につながる。社員にとって「いい会社」が、すべてを好循環させる。という考えのもと、しまむら様は様々な福利厚生への取り組みをされています。
今回は、株式会社しまむら様の具体的な福利厚生への取り組み内容や、ベネフィット・ステーションの選定理由・活用方法についてお聞きしました。

社員にとって「いい会社」が、すべてを好循環させる

―まずは貴社の事業内容やどういった思いをもった社員の方が多いか教えてください

衣料品等の販売をしております。ファッションセンターしまむらの他、ヤングカジュアル専門店のAvail(アベイル事業)、ベビー・子供用品専門店のBirthday(バースデイ事業)など国内外で6つの事業を展開しています。

パート・アルバイト社員を含めると25,000名となり、約95%は女性となっています。ファッションやアパレルに興味がある社員、また、接客業が好きな社員が多いですね。チームワークを重視する社風です。

また、私自身も店舗でパート社員の採用を行っていたこともあるのですが、弊社ではパート社員にも賞与や有休の制度があるため、そういった制度の面でも魅力を感じて就職先に選んでいただけるケースが多いです。

福利厚生の見直し

―具体的にどのような取り組みをしていますか

弊社では社員の満足度を向上させるために、福利厚生を充実させる様々な取り組みをおこなっています。

1つ目は、永年勤続表彰制度を充実させました。

これまでは祝花・賞状とあわせ、勤続年数に応じて祝金の支給をしていました。
会社の成長に合わせて、長く会社に貢献してくれている社員をもっと優遇できないかという観点から、勤続30年は増額し、さらに勤続40年表彰制度を新設しました。

2つ目は、ベネフィット・ステーションの導入です。

社内で法定外福利厚生制度の見直しがかかり、これまで行っていた社内行事に加え「社員にとって何が良いか」を考えた結果、有料会員制サービスを知るに至り、他社サービスに比べ地域格差が少なく、「公平」に各種割引サービス、優待が受けられるベネフィット・ステーションを導入しました。

ベネフィット・ステーションを選定いただいたポイント

―今回、ベネフィット・ステーションをご選定いただいた理由を教えてください

先程と同じになりますが、一番外せないポイントは地域格差が少なく、サービス数が多いことでした。全国に従業員がいること、年齢層も幅広いため全国に多様なサービスがあることは魅力でした。

次に、社員一人ずつに年間5,000ポイントのベネポが付与されること。全員がメリットとして分かりやすく享受できるだろうと考えました。

また、社員の自己啓発支援としてフリーeラーニングが充実していることもポイントとなりました。
店長研修の一環としてビジネスマナーやハラスメントの講座を受講することを推奨しており、週に1度のフリーeラーニングの実施が習慣化されています。

正社員だけでなくパート社員も含む約18,000人への導入

―大変なことも多かったのではないでしょうか?

はい、そうですね。ただ、弊社では正社員もパート社員も対象として導入するということは当初から当然と考えておりました。

店舗の社員が多いので、まずは各部長から店長会議でサービスの説明動画を紹介してもらい、その後は店長から店舗の社員へ周知するという流れで行いました。

―約94%と高いアカウント登録率のための工夫

ただ、やはり単に周知しているだけだと店舗の全ての社員の登録に至りませんでした。

毎月1日に社内通達で今月のおすすめのサービスをアナウンスしていましたが、閲覧者が上位職者に限られてしまっているため、全社員へ届けるのは難しい状況でした。

―周知にあたり、わかりやすい目標の設定

そこで、周知にあたり、わかりやすい目標を設定しました。

ベネフィット・ステーションの動画を「しまむら社内の動画配信アプリ」で配信し、店舗社員の動画視聴率を集計し、視聴率が低いエリアには後追いを実施しました。

視聴率が低いエリアには再度、動画閲覧を促すメールを送信するようにしています。少しプレッシャーをかけるような形で(笑)

やはり店舗の社員には上位職者からの情報共有でしか伝える方法がないので、そこは徹底的に行いましたね。結果、94%という高い登録率につながりました。

―より高い利用率を目指して

社員のアカウント登録率もやはり目指しているのは100%ですし、家族会員のアカウント登録率も上げていきたいと考えています。
特に家族会員のアカウント登録率は現在18,000人のうち1,800人と他社と比べると高いようですが、もっと増やしていきたいと思っています。

担当者が一番の利用者になる

―サービスを理解したいから

社員には日常的にどんどんクーポン利用や割引サービスを使ってもらいたいと思ってますので、どんなサービスが提供されているのかは日々チェックしています。

人気のサービスは利用実績を見るとわかりますが、実績だけではなくまずは自分自身が良いなと思うサービスを理解しようと思ったんです。

そのためにはまず私が一番のヘビーユーザーになろうと。

私は日常生活の中で何かサービスを利用する際は、まずはベネフィット・ステーションにログインしてサービス検索することを習慣にしています。

その中で気がついた、欲しいサービスや新しいアイデア、改善・要望はヘビーユーザーとしての意見を、日々ベネフィット・ワンの営業ご担当者様へ伝えるように心掛けています。

私のログイン率、利用件数共にすごいことになってると思いますよ(笑)

―福利厚生も働く理由になって欲しい

福利厚生担当としては、最終的には福利厚生の充実がしまむらで働き続ける理由になってほしい。また、離職率を低下させたいと思っています。

ベネフィット・ステーションがその為の一助となるように、発信を続けていきたいですね。

「福利厚生」に取り組もうと
お考えの企業担当者さまへ

ベネフィット・ワンでは、年間1,000件以上の経営課題や人事課題解決のサポートしています。

その中で培ってきた経験から、「自社で福利厚生の充実化をはかりたい」 という企業様向けのお手伝いも行なっています。

どのように施策を進めればよいかが分からない…とお困りの際は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。ご相談は無料です。