株式会社LIXIL Advanced Showroom
その他サービス関連 501-1000名- 取り組み内容
- ・ワークライフバランス/改善アクション/キャリア形成といった大きく3つのアプローチで働く環境を整えている
・社員の「働きがい」を生み出すため、お客さまから高い評価をいただいたコーディネーターに対して、“開花だより”としてコメントを届けている
・スペシャルコーディネーターという会社独自の制度に力を入れている
・社内SNSのWorkplaceを通じて、エリアを跨いだ成功事例の共有と活用を行っている
- ベネフィット・ステーションの導入背景・活用状況
- ・従業員が様々なシーンで活用でき、それによって会社に対するエンゲージメントの向上に繋がるサービスというのを求めていた
・地域格差がなく、利便性が高いサービスであることが決め手になった
・社内で1分程度のアニメーション動画を作成し、ベネフィット・ステーションの活用方法や良さを伝えていく取り組みを開始
ビジョンである「お客さまの笑顔のために」の実現に向けて、ショールーム運営アウトソーシングサービスを展開するLIXIL Advanced Showroom様。
多様性のある働き方、ライフステージに合わせた働き方を推進するための制度導入や、社員の「やりがい」や「働きがい」を創出するための取り組みを積極的に実施されています。
今回は、それらの取り組み内容や、ベネフィット・ステーションの活用状況などについてお聞きしました。
多様な働き方の推進と共に、社員の「やりがい」や「働きがい」を創出
―まずは貴社の事業概要について教えてください。
渡部:LIXIL Advanced ShowroomはLIXILショールームの運営に特化した会社です。
現在、北海道から沖縄まで、全国86拠点のショールームがあります。
―どういう想いをもった社員の方が多いですか?
渡部: 弊社はビジョンである「お客さまの笑顔のために」のもと、お客さまの暮らしを真剣に考え、笑顔になっていただくためにはどのようなことができるか、お客さまに寄り添い、向き合って、自ら行動に移せる従業員が多いと感じています。
―人事として力を入れてらっしゃる取り組みについて教えてください。
佐野:弊社は女性9割:男性1割で、多くの女性が活躍している会社です。
今まで以上に多様性のある働き方、ライフステージに合わせた働き方ができるよう、
ワークライフバランス/改善アクション/キャリア形成といった大きく3つのアプローチで働く環境を整えています。
ワークライフバランスに関しては、産休・育休を取得された方は高い確率で復職されていますし、現場も理解がありますので、就業時間などを上手く調整しながら運営しています。
また、少しでも業務負荷を減らせるよう、外部委託も積極的に取り入れています。
渡部:改善アクションに関しては、特に働きがいを生み出す取り組みとして、来館いただいたお客さまへアンケートをお配りしており、高い評価をいただくと、お客さまの希望を叶え、笑顔の花が咲いた証である“開花だより”として、コーディネーターにコメントを届けています。コーディネーターにとって、開花だよりをいただくことが、仕事への大きな励みになり、「やりがい」や「働きがい」を感じていると聞いています。
また集まった“開花だより”1万通につき1本の桜の木を、毎年宮城県の南三陸町にある「海が見える命の森」へと寄贈・植樹しています。
スペシャルコーディネーター:最初に“開花だより”を頂いた喜びは、本当に忘れられません。私が入った当初はお便りで届いたのですが、コメントを何度も読み返せるようお守りのように保管して、落ち込んだ時に見直していました。
今ではメールで届くので、専用のメールフォルダを作成して自分自身のスキルアップのためにお客さま情報と案内情報を照らし合わせながら、日々の接客改善に役立てています。
渡部:キャリア形成に関しては、スペシャルコーディネーターという会社独自の制度に力を入れており、毎年全国1300名程のコーディネーターの中から、3名をスペシャルコーディネーターとして選出しています。
社内・社外ともに、LIXIL Advanced Showroom、LIXILショールームの「顔」となる3名で、社内ではロールモデル、目指すべきコーディネーター像、として注目されています。
新卒向けの研修や社内向けの動画等さまざまな場面に登場し、会社の象徴的な存在としてショールームを引っ張っていく役割を果たしています。
もともと同じようなショールームコーディネーターの知識レベルによる認定制度があったのですが、これまでの認定は、ほぼ知識(商品、接客)のみの評価制度でした。しかし、「お客さまの笑顔のために」というLASビジョンを具現化するために、お客さまに寄り添った制度として、CS(顧客満足)やバリューなどを加味して総合評価をし、認定をすることにしました。
スペシャルコーディネーター:今は世の中も弊社も苦境の中で変化を求められています。今までの常識が明日には通用しない、それくらいの危機感を持って日々業務に取り組んでいます。そんな中でスペシャルコーディネーターとしてできることは、挑戦の先頭に立つことだと思っています。誰もが不安な中、自ら飛び込んでまずやってみることで全国のコーディネーターの一歩を踏み出すきっかけになれればと思っています。
―取り組みを社員の皆様にどのように周知し、結果、どのような効果が出たのか教えてください
渡部:社内SNSのWorkplaceを活用しています。
経営陣や本部からの発信だけではなく、ショールームからも多くの発信がされています。
今まではあまりなかったエリアを跨いだ成功事例の共有と活用が、Workplaceを通じて盛んになっています。
先日も、投稿内容を見ていたところ、あるショールームの接客時の成功事例が掲載されていました。その投稿をみた別のエリアのコーディネーターが、「私のショールームでもやってみたいので、ツールを共有してほしいです」というコメントをされていて、そこからまた別のショールームの方も「私たちも!」といったように広がっていました。
―人事として今後取り組みたいことをお聞かせください
佐野:多様な働き方をさらに促進していけるように、エンゲージメントサーベイなどを使用して、現場からの声を吸い上げ、制度や取り組みを検討していきたいと思っています。
また、管理部門はとっつきにくく、発信もかたい印象がありますので、現場に寄り添った情報発信や対応を強化していく必要があると考えています。
地域格差がなく、利便性が高いサービスであることが導入の決め手に
―ベネフィット・ステーションの導入背景を教えてください
渡部:従業員が様々なシーンで活用でき、それによって会社に対するエンゲージメントの向上に繋がるサービスというのを求めていた時に、ベネフィット・ステーションに行きつきました。弊社は全国に拠点があるので、地域格差がなく、利便性が高いサービスであることが決め手になりました。
また、関連会社で導入実績があったので、事前にサービスに対する評価を確認できたことも導入の後押しになったと思います。
まだまだ活用者は少ないのですが、1回使うと良さが分かるので、リピーターからは高評価をいただけています。
―利用促進はどのように実施されているのか教えてください
渡部:コロナ前は定期的に社内イントラに、おすすめサービスやお得情報を掲載していて、少しずつ活用者が増えていたのですが、コロナになってからは、福利厚生についての案内が出しにくい状況になってしまい、停滞していました。
ですが、ベネフィット・ステーションにコロナ禍であっても利用できるメニューが多く掲載されていますので、最近になって利用促進を再開しました。
チラシなどを掲載するだけですと限界がありますので、社内で1分程度のアニメーション動画を作成し、ベネフィット・ステーションの活用方法や良さを伝えていく取り組みを始めました。
動画をみた従業員からは、早速IDやPWの問い合わせがあったり、以下のようなコメントをいただいたりしています
「味のある動画いいですね~私も使えていない1人なので学ばせて下さい!次回作楽しみにしています!」
こういった取り組みを機に、更に利用者が増えるといいなと思っています。
顧客と共に持続的成長を遂げることを目指して
―企業として今後の展望をお聞かせください
佐野:コロナ禍で社会が大きく変わりました。外出自粛等で“お家時間”が増えた方も多くいらっしゃると思います。弊社では、2025年に向けて、コロナ禍をはじめ、社会構造の大きな変化に際し、我々が進んでいく道をより具体的に示した、「2025 LAS Vision」を策定しました。このVisionでは、お客さまの笑顔のためにできることを追求し、ITを駆使した革新的ソリューションの提供を通じて、顧客と共に持続的成長を遂げることを目指しています。
これを実現していくためには、社員一人一人がバリューを理解し、バリューに基づいてアクションを起こし続けることが必要と考えています。
―ありがとうございました。
「福利厚生」に取り組もうと
お考えの企業担当者さまへ
ベネフィット・ステーションは、従業員満足度を向上し、健康経営やスキルアップを促進する総合型福利厚生サービスです。
グルメやレジャー、ショッピングだけでなくeラーニングや介護・引っ越しなどライフイベントに関わるものまで、幅広いメニューを取りそろえています。
さらに
・Netflixが見放題のプラン
・お得な特典や割引がついたサービスを会員企業の従業員様が給与天引きでご利用頂ける、給与天引き決済サービス
などをご用意しています。