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地域に寄り添い、お客様の「美と健康」を支える。福太郎ユニオンが取り組む、誰もが働きやすい職場環境の作り方

福太郎ユニオン

UAゼンセン 福太郎ユニオン

その他サービス関連 1001名以上
取り組み内容
・職場巡回を実施し、店舗で働く組合員のリアルな声を直接ヒアリング
・レクリエーションや座談会の開催
・組合ホームページで活動アルバムを公開し、組合報ニュースも閲覧可能
・慶弔見舞金制度をはじめ、ワクチン接種補助や宿泊補助などあらゆる補助の整備
・組合ニュースの定期配信と発刊
ベネフィット・ステーションの活用
・お得な情報や利用傾向を定期配信
・プレゼントキャンペーンの実施

東京・千葉を中心に230店舗ものドラッグストア事業を展開する㈱くすりの福太郎様。
その労働組合である、福太郎ユニオン様は「組合員がより働きやすく、より豊かな生活実現のために」を理念として民主的な活動を展開し、職場環境や労働条件の維持・改善、社会的地位の向上と組合員のモチベーション、やりがいや満足度を上げることを目指し活動されています。
今回は、具体的な取り組み内容や、ベネフィット・ステーションの活用状況などについてお聞きしました。

地域に寄り添い、お客様の「美と健康」を支える。福太郎ユニオンが取り組む、誰もが働きやすい職場環境の作り方
インタビュー動画はこちら

組合員ひとりひとりの声に耳を傾け、スピード感を持って真摯に対応

―まずは、組合員様の属性を教えてください。

福太郎ユニオン 中央執行委員長 白坂氏
福太郎ユニオン 中央執行委員長 白坂氏

白坂:福太郎ユニオンは正社員、短時間社員を含め2000名以上の組合員で構成されている組織です。各組合員が、医薬品・化粧品販売や処方せん調剤業務に専念し、お客様に「美と健康」をテーマとしたより良いサービスや商品の提供に努め、皆が目標をもって取り組んでいます。

また組合員の半数以上をパートタイマーが占めており、地域密着型の企業として地域のお客様から支持されるお店にしていきたいという想いで働かれている方たちが多い印象です。

 

 

―組合として力を入れている取り組みを教えてください。

福太郎ユニオン 中央執行書記長 野口氏
福太郎ユニオン 中央執行書記長 野口氏

野口:私たちは、理念実現のために組合員ひとりひとりの声に耳を傾け、ご意見を真摯に受け止めてスピード感を持って対応することを心掛けています。

①意見集約活動
職場での悩みや問題点を吸い上げて解決するために、職場巡回をはじめレクリエーションや座談会、アンケート調査を定期的に実施しています。また、ホームページに相談窓口を開設し気軽に相談できる環境を整えています。

②福利厚生制度の充実
慶弔見舞金制度をはじめ、組合員同士の交流費用補助やワクチン接種費用補助、宿泊費用補助を行っています。他にも某人気テーマパークチケットの利用などにも力を入れています。

職場巡回の様子

 

―組合員の皆様にはどのように周知されていますか?

福太郎ユニオン 中央執行委員 渡邊氏
福太郎ユニオン 中央執行委員 渡邊氏

渡邊:私たちの取り組みは組合ニュースとして、月に5部程度発行し、各店舗にメール配信しています。

毎月の定期報告配信に加え、ベネフィット・ステーションの利用状況や当月イベントの配信、会社との会議結果報告などを配信しています。

店舗のバックヤードにも掲載しているので、組合員は休憩時間などで読んでいる姿をよく見かけますし、ホームページに私たちの取り組みが分かるよう活動アルバムを作成しているので、そこでも組合ニュースが閲覧できるようになっています。

 

―取り組みの効果を実感していますか?

福太郎ユニオン 中央執行委員 小島氏
福太郎ユニオン 中央執行委員 小島氏

小島:私たちが取り組みを継続し、更なる思考と協議を重ねてきた結果、私たちの取り組みが組合の皆様に理解され、職場の労働環境も改善し、福太郎ユニオンが組合員にとって身近な存在になってきているのを年々実感しています。

また一方で、組合員向けに注目度の高いイベントを企画できたことも要因だったと思います。私も一連の活動を通じて、仲間のために活動することが、会社の成長と自分の成長にもなっていたことに気付きました。

 

地域間格差なく、平等かつ日常的に福利厚生を利用できる点が導入の決め手に

―ベネフィット・ステーションの導入目的(導入のきっかけ)は何ですか?

福太郎ユニオン 中央執行委員 藤川氏
福太郎ユニオン 中央執行委員 藤川氏

藤川:組合だけでは対応しきれなかった個人のニーズなどもあり、より組合員の豊かな生活を実現するためにベネフィット・ステーションを導入いたしました。導入により、地域間格差なく、平等かつ日常的に福利厚生を利用できるようになり、可処分所得の向上にも役立っています。

ベネフィット・ステーション内にくすりの福太郎の割引メニューがあるので、店舗でお客様が提示しているのを見ることもあり、身近に感じてくれているようです。

また、現在多くの組合員の皆様から好評いただいているのは、ベネフィット・ワン様との共同企画で行うオンラインでのプレゼントキャンペーンですね。

 

―ベネフィット・ステーションの今後の活用方法について教えてください

藤川:今後は、ベネフィット・ステーションの毎月のお得な情報の発信をはじめとした利用率の向上と、ベネフィット・ワン様と共同で更なる注目イベントを企画していきたいです。

また、ベネフィット・ステーション内で利用できるポイント(ベネポ)の活用法についてもっと知ってもらい、ポイントを幅広く利用出来るような企画も計画していきたいとユニオン内で話が上がっています。

 

組合員がより働きやすく、より豊かな生活実現のために

―貴社として今後の展望を教えてください。

白坂:福太郎ユニオンの組織拡大と組合員が一体となって活動出来る組織の醸成を目指すとともに、組合員の生活をより豊かなものにしていくために福利厚生制度の認知とさらなる利用拡大を図り満足度を上げていきたいです。

組合員とそのご家族一人ひとりの生活に寄り添って幅広くサポートし、組合があってよかったと思ってもらえるような魅せ方も工夫していきたいです。また、組合員の定着と、組合活動へのモチベーション向上のためにインセンティブポイント(報奨制度)の活用など、さらに組合員にとってメリットになりうる制度も新たに検討していきたいですね。

 

―ありがとうございました。

 

 

「福利厚生」に取り組もうと
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ベネフィット・ワンでは、年間1,000件以上の経営課題や人事課題解決のサポートしています。

その中で培ってきた経験から、「自社で福利厚生の充実化をはかりたい」 という企業様向けのお手伝いも行なっています。

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