富士ソフト株式会社
システム開発 1001名以上- 取り組み内容
- ・「ゆとりとやりがい」を社是に採用強化や人材の育成、給与や福利厚生面を含めた社員の待遇面の向上
・社会情勢の変化に合わせた健康経営や女性活躍の推進
- 取り組みの成果
- ホワイト500やくるみん、Nextなでしこなどの第三者からの認定・評価を得られた
- ベネフィット・ステーション導入のきっかけ
- ・ロケーションや諸条件で利用者が限られてしまう保養所や社宅寮に対する社員からの不満
・全社員に公平な福利厚生サービスを模索していた
・ベネフィット・ステーションの多彩なニーズが社員ニーズに合致し、導入の決め手に
- ベネフィット・ステーションの社員の反応
- ・無料で受講可能なIT技術者向けのコンテンツは、自分のスキルに合わせて学習できる
・窓口でクーポンの表示をするだけで利用できて良い
独立系のITソリューションベンダーとして創業以来50年以上の歴史を持つ富士ソフト株式会社様。
『社員が最大限のパフォーマンスを発揮し生き生きと働ける会社づくり』に取り組むことで、長期的な成長を目指していらっしゃいます。
今回は、富士ソフト株式会社様の具体的な人事施策の取り組み内容や、ベネフィット・ステーション、給トク払いの活用状況についてお聞きしました。
高い技術力と様々な連携により社会に付加価値を提供する会社
ーまず貴社の事業内容について教えてください。
滝野:当社は創業以来、50年以上の歴史を持つ独立系のITソリューションベンダーの会社です。
分野としては、自動車や電子機器に代表されるような組み込み系のソフトウェア開発、金融業界や製造業など様々な産業の中で業務用に使われるシステムの開発、またmoreNOTEやFAMofficeに代表される当社独自のプロダクトなど様々な製品の展開を行っており幅広く事業領域を展開しております。
また、これら3つを一手に一つの企業で行っていることが当社独自の強みであり、独立系であるがゆえのしがらみのなさから様々な企業との連携が可能であり、当社の技術力をもってそれをお客様や社会に付加価値として提供していくことが当社の使命であると考えております。
会社の成長に一番必要な財産は「人財」
ー力を入れている人事上の取り組みについて教えてください。
滝野:ビジネスの推進および、会社が成長していく上で一番重要な財産として捉えているのが「人財」です。そのような中で、当社は創業以来、「ゆとりとやりがい」を社是に経営を行っております。
「ゆとりとやりがい」の向上とひとえに言っても、テーマが多岐に渡っていると考えております。
具体的には、採用の強化や人財の育成、それから給与や福利厚生面を含めた社員の待遇面の向上、また社会に要請されている健康経営や女性活躍などのテーマをすべて改善していくような取り組みを様々実施してきております。
いかにして当社の社員が最大限のパフォーマンスを発揮できるか、そしていかにそれぞれのキャリア志向を実現して生き生きと働いていけるかを常に念頭に置いて取り組んでいます。
ー健康経営の取り組みについて教えてください。
滝野:当社は以前よりホワイト500に認定されており、外部に当社の健康経営について評価されている証だと認識しております。とはいえ、まだできることがあると思っており当社では様々な内容に取り組んでいます。
主に取り組んでいる内容は、年1回の法定のストレスチェックに加えて、定期的にパルスサーベイを全社員に実施し社員のメンタル面の確認を行なっています。もしアラートがあった際は、随時ヒアリングを行い人事部でもケアを行う取り組みを実施しております。
また、福利厚生と絡めた取り組みですが社員の健康の維持を目的に適度な運動を促す掛け声として、社内のウォーキングイベントを立ち上げました。ランキング化し上位の方にはポイントを付与しています。
ーそうなんですね、続いて女性活躍支援施策についても教えてください
滝野:昔からIT業界は男性が多い業界でしたが、実は業界としては女性だからといって区別や差別をしている業界ではありませんでした。
当社に関しても、制度や色々なルール等において男性、女性の区別はなかった会社です。しかし、何もしないと男性が多い社会になっていきますので、いかにして女性が働きやすい環境を構築できるかは模索して進めています。
こういった中で、先日、ダイバーシティ経営の一環としてLキャリア推進室という女性活躍を推進するワーキンググループを立ち上げました。興味の強い社員を有志で募って様々なアイデアを出していただき、その声を拾い上げて経営メンバーにて議論して制度化していく取り組みを実施しております。
福利厚生サービス導入のきっかけは保養所や社宅寮に対する不満の声
ーありがとうございます。続いて、福利厚生の一環としてベネフィット・ステーションをご導入いただいておりますが、導入に至った背景についても教えていただけますでしょうか。
高橋:これまで当社の福利厚生サービスは社宅寮・財産形成・保養所がメインでした。しかしベネフィット・ステーションは、市場動向と比較し当社において未導入と思われるカテゴリーが拡充され、多彩なニーズへの対応が可能でした。導入により、一気に幅広いカテゴリーにサービスが広がり、年齢が様々で全国各地に広がるオフィスの社員に対し、内容が偏ったり地域差が出ることのない公平なサービス提供が可能となりました。
ー福利厚生をみなおすきっかけについて教えてください。
高橋:当社で社員向けに行っている満足度調査結果で、いわゆるハコ(保養所や社宅寮)に関する不満足の意見が一定数あり、より全社員に公平な福利厚生サービスを検討していた所、ベネフィット・ステーションのご提案をいただき導入に至りました。
2023年度当社の実績としては、1位:ショッピング、2位:レジャーエンタメ(映画)、3位:スポーツ(ジム)が人気です。
また、実際の社員の声からも「映画や温泉がお得でよく利用する」「窓口でスマホのクーポンを提示するだけなので気軽に利用できてよい」「無料のe-learningにIT技術者向けのコンテンツがあり、初心者から上級者向けまで用意されており、自分のスキルに合わせて学習できる」といった声を聞くことができ、幅広い社員に合わせた福利厚生の支援ができていると実感しています。
ーベネフィット・ステーションの利用促進方法について教えてください。
高橋:毎月、人事部の担当者がベネフィット・ステーションのおすすめサービスをイントラを通じて全社員に向けて発信しています。
また不定期ではありますが、オンラインの社内報にも掲載するなど社員へ利用促進を発信しております。
給トク払いサービスにあるガソリンカードサービスを導入したときもオンライン社内報で周知しました。また新人研修の際にはベネフィット・ワン担当者の方に研修会場にお越しいただき、ベネフィット・ステーションの活用方法についてご説明いただきました。
ー給トク払いの導入決定背景についておしえてください。
石塚:サービス拡充が必要な領域はないか模索していた所、ちょうど良いタイミングでベネフィット・ワン担当者様からお話をいただき、サービス内容を確認させていただき導入いたしました。
給トクサービスは、ベネフィット・ステーションの利用サービスを、支払い方法を給与天引きにできるサービスです。通常プランよりも安く利用することができ、決済方法も簡単で社員にとってもメリットがある便利なサービスだと思います。
ー給トク払いの導入後の導入効果について教えてください。
石塚:じわじわと利用が伸びてきており、ガソリンカードやデジタルクーポンの利用が目立ちます。手間なくかつお得に使えるサービスですので、今後の利用率増加につながることを期待しております。
人財は最大の財産として捉え、職場環境・風土の醸成に尽力する
ー最後に、今後の人事の展望について教えてください。
滝野:繰り返しになりますが当社は創業以来、「ゆとりとやりがい」を社是に経営してきました。そのような中で、やはり最大の財産は人財だと捉えております。
当社の社員が最大限のパフォーマンスを発揮して生き生きと働いていけるような職場環境の整備、職場風土の醸成にこれからも尽力していきます。
「福利厚生」に取り組もうと
お考えの企業担当者さまへ
ベネフィット・ステーションは、従業員満足度を向上し、健康経営やスキルアップを促進する総合型福利厚生サービスです。
グルメやレジャー、ショッピングだけでなくeラーニングや介護・引っ越しなどライフイベントに関わるものまで、幅広いメニューを取りそろえています。
さらに
・Netflixが見放題のプラン
・お得な特典や割引がついたサービスを会員企業の従業員様が給与天引きでご利用頂ける、給与天引き決済サービス
などをご用意しています。