98%がもらって嬉しいと回答!周年記念品を作製する3つのポイント
会社の周年記念や創業記念など年の節目に、従業員や会社関係者、取引先などに記念品を贈る機会は多いですよね。
しかし、こんなお悩みも多いのではないでしょうか。
「従業員に何を贈ったら喜ばれるのか分からない」
「記念品を検討し、作製するのに手間がかかる」
「毎回同じ記念品ばかりでマンネリ化している」
実際に筆者が勤務する株式会社ベネフィット・ワンでも、周年記念品を毎回作製しているのですが、どれも社員の反応はいまいちでした。
しかし2016年3月に迎えた設立20周年の周年記念品は、従業員約100人に対し社内で独自のアンケートを取った結果、98%の従業員に喜んでもらうことに成功しています。
実際にどんな周年記念品を作製したのか。
今の時代に本当に喜ばれる周年記念品について、当社事例を交えながらご紹介します。
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使い道が限定される周年記念品は注意
当社では、2011年の3月に設立15周年を記念して、会社ロゴ入りのオリジナルワイングラスを作製し、従業員ひとりひとりに贈呈しました。
しかし、当時の従業員に感想を聞いてみると、以下のような声が多数見受けられました。
「ワインを飲む機会がないため、使い道がなかった」(20代 男性)
「割れ物のため、持って帰るのが大変だった」(30代 女性)
「プライベートな空間に、社名ロゴが入っているものは使いづらい」(40代 男性)
会社としては、高級感のあるワイングラスを贈ることで、周年という特別感を醸し出したかったのですが、従業員としては使い勝手がよく、もう少し手軽な記念品を求めていたようです。
そして、そもそもワイングラスという使い道が一部の人間に限定されるモノだったため、飲まない人にとっては全く喜ばれなかったのです。
この記念品の贈呈によって、見えた課題が大きく3つあります。
・モノによっては、個人の趣味嗜好に大きく左右されてしまう。
・使い道が限定されると、喜ぶ人も限定されてしまう。
・大きさによっては、持ち運ぶ際の荷物になってしまう。
このような結果を活かし、従業員に本当に喜ばれる記念品とは何かについてを考え抜き、当社が行った取り組みについて記載していきたいと思います。
もらってうれしい周年記念品3つのポイント
設立20周年の記念品を作製する際、同じ過ちは犯さないために「もらってうれしい周年記念品はどのようなものか」というアンケートを事前に従業員約100人を対象にとり、以下のような結果になりました。
自分で使い道が選べる
かつて、周年記念品といえば時計やグラス、カレンダーなどの使い道が「限定」されているモノが多くありました。
しかし、使い道が限定されているモノほど個人の趣味嗜好に左右されやすく、喜ばれる人も限定されてしまうため、個人が使い道を「選べる」モノが好まれる傾向が強くなっています。
持ち運ぶ際にかさばらない
周年記念品を渡すタイミングは多くの場合、会社や式典、イベントなどです。
そのため、持ち運ぶ際に荷物にならない大きさが好まれるようです。
気持ちが伝わる
単に利便性の高い「賞品」をもらうだけではやはり素気なく、企業からのメッセージや気持ちが直接伝わるという「プレゼント」としての側面も求められています。
従業員の98%が満足したVisaギフトカード
上記のような声をもとに、2016年3月の設立20周年記念に当社が作製したのが、こちらのVisaギフトカード。
記念式典の場で従業員ひとりひとりに贈呈いたしました。
Visaギフトカードの主なポイントは3つです。
使い道を自由に選べる
国内外約3,800万のVisa加盟店とネットショッピングで利用できるため、Visaギフトカードを使って自分の好きな商品やサービスの利用に充てることができ、個人の趣味嗜好に囚われず、どんな人にも喜んでもらうことができます。
気持ちをカタチとして表現できる
カードの券面をオリジナルにデザインできるため、伝えたいメッセージや想いを込めて作製することができます。
当社の場合は、従業員への日頃の感謝の気持ちを直接カードに書き入れました。
手軽に持ち帰れる
ギフトカードのため、直接手渡しをしても、持ち帰りに不便をかけることはありません。
また高級感のある封筒と台紙に封入封緘された状態で渡せるため、特別感も演出することができます。
後に従業員に反応を伺ったところ、うれしい声を多数いただきました。
「自分で使い道を選べるからとてもうれしかった。」
「いつもとは一味違う周年記念品で、とても印象に残りました。」
「いつも名刺ケースに入れて大切に持っています。」
会社にとっても、従業員にとってもうれしい周年記念品となりました。
ちなみに私は同じ職場に勤めている同期と一緒に各々のVisaギフトカードを使って、ホームパーティを開き一緒に食事を楽しみました。
個人での利用だけでなく、周りにいる友人や家族とも共有できるのも良いですね。
まとめ
これまでの当社事例を踏まえたうえで分かった、従業員に喜ばれる周年記念品を作製する際のポイントは3つです。
自分で使い道が選べる
使い道が限定されているモノでは、喜ばれる人も限定されてしまう可能性が高いです。
貰った人が使い道を選べるような周年記念品を作製しましょう。
持ち運びにかさばらない
会社や式典等の際に直接渡すことが多いため、持ち運ぶ際になるべく荷物にならない大きさが好まれるようです。
気持ちが伝わる
従業員やお客様への日頃の感謝の気持ちを伝えられる、大切な機会です。
より分かりやすく気持ちが伝わるような周年記念品にしましょう。
従業員に喜ばれる周年記念品のポイントを抑えられましたでしょうか。
これから周年をお迎えになる企業担当者様のご参考になれば幸いです。
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