プリマハム株式会社
食品加工 1001名以上- 取り組み内容
- ・働きがい改革推進プロジェクトの発足やハラスメント課題への取り組み(相談窓口の設置、ハラスメント研修の実施等)
・直接社長に届く「社長目安箱」を設置し、より風通しのよい環境に
- ベネフィット・ステーション、カフェテリアポイントの活用
- ・従業員のニーズにあったメニューにカスタマイズすることで、導入初年度は7割未満だったカフェテリアポイントの利用率が2020年度では92.7%まで増加
・全社員に対して「やり方がわからず、気づいたらポイントが失効していた」という状況は作らないような周知や利用促進
ハム・ソーセージ、食肉および加工食品の製造販売を行っているプリマハム様。
風通しの良い、働きがいのある職場を目指すために様々な取り組みを行われており、福利厚生制度にも力をいれていらっしゃいます。普段WEBをあまり使わない工場勤務の方もいらっしゃる中で、従業員の多様なニーズや環境にあった柔軟な制度作りについて詳細をお聞きしました。
社員ニーズを柔軟に反映した制度で「入社してよかった」と思える会社へ
―貴社の事業内容や、どんな思いを思った社員が多いかお聞かせください。
弊社では、ハム・ソーセージ、食肉および加工食品の製造販売を行っており、時代とともに食シーンや販売チャネルが多様化するなか、これまで培ってきたノウハウと新たな技術を結集して、弊社の掲げる開発テーマ「安全・安心」、「おいしさ、楽しさの具現化」、「革新的ものづくり」、「簡便性・利便性の追求」、「地球環境への配慮」に向けてさらなるチャレンジを実践しています。
また、経営理念として「正直で基本に忠実」「商品と品質はプリマの命」「絶えざる革新でお客様に貢献」の3つを掲げており、全従業員がこの経営理念を根底に日々仕事に励んでいます。そのため、「仕事に対して誠実に取り組みつつ、自ら考え新たな価値を作るチャレンジをする」という姿勢、また、基本的なことですが「互いを尊重し、協力しながら仕事をしていく」という姿勢をもった方とこれからのプリマハムを作っていきたいと思っています。
―人事として力を入れていることは何ですか?
グループ会社を含め、この会社に入社してよかったと思える従業員、その家族を一人でも増やすことを使命としています。
風通しの良い、働きがいのある職場を目指すため、ハラスメント課題への取り組み、働きがい改革推進プロジェクトの発足等、積極的に取組んでいます。具体的には、社内の相談窓口を設け、年に1回のハラスメント研修の実施を行っており、直接社長に届く「社長目安箱」や社外に相談できる窓口も設置しています。
また、従業員満足度をさらに向上させるための施策として福利厚生にも力を入れており、ベネフィット・ステーションも導入しています。
従業員のニーズを柔軟に反映した福利厚生制度の拡充
―ベネフィット・ステーションの導入背景をお聞かせください。
それまでは、竹従会という互助会制度により従業員同士のレク費用補助などを福利厚生制度として設けていましたが、従業員やその家族が、様々なニーズに合わせて自由にサービスを選択できるように、2015年9月から、ベネフィット・ステーションおよびカフェテリアポイントを導入しました。
―ベネフィット・ステーションやカフェテリアポイントを導入して得られた効果はありますか?
従業員のニーズに合わせてカフェテリアポイントが使えるメニューをカスタマイズすることで、利用率を向上させることに成功しました。例えば、WEBをあまり使用しない工場の従業員向けに、紙で申請できる外食・テイクアウト費用のキャッシュバックメニューを採用したり、インフルエンザの予防接種費用などに充当できるようにしました。その結果、導入初年度は7割未満だったカフェテリアポイントの利用率は2020年度では92.7%まで増加しました。
またベネフィット・ステーションにおいても、昨今の外出自粛の情勢で映画館やテーマパークなどのレジャー・エンタメ利用がしづらくなっている分、商品券やクオカードなどのギフト利用が増えていたりと、それをカバーする様々なメニューがあるのがとても嬉しいですね。
―ご担当者様は実際にどんなメニューを利用されることが多いですか?
イオンシネマ
⇒600円割引になるのは映画好きとして嬉しいです。
カフェポイントを使用し、話題の映画を家族で観に行きました。
紙申請(外食・テイクアウト・インフル予防接種キャッシュバック)
⇒テイクアウトにも使えることで、外食を控えている時期でもおいしいごはんを楽しめたのは嬉しかったです。
インフルエンザの予防接種に利用できることで、健康増進にもつながるのはとても画期的だと思います。
―普段、どのようにして社員の皆様に周知・利用促進をされていますか?
新入社員や中途入社の説明時には、福利厚生制度の一環として人事部より制度概要と申請方法を案内しています。それだけでなく、年に一度のカフェテリアポイント付与時には、人事部より対象従業員に対しメール・全社掲示板(WEB)への掲示で周知しています。また、ベネフィット・ステーションの会報誌が更新された際にその案内とともにポイント利用を促したり、よく利用されるメニューの申請方法のわかりやすいマニュアルを作成して送付、工場勤務の方には朝礼などで周知したりと、WEBをあまり使わない社員への周知にも気を付けながら、全社員に対して「やり方がわからず、気づいたらポイントが失効していた」という状況は作らないように心がけています。
―どのようにして工場勤務者に対する周知・利用促進をされていますか?
ポイント付与時には、紙の給与明細に付与金額とメニュー、申請方法などの情報をまとめた案内文書を封入し、配布しています。各工場の担当者が呼びかけを行い、皆さんに利用いただけるよう利用促進をしています。
―人事として今後取り組みたいことは何ですか?
従業員の皆様に心から「この会社に入ってよかった」と思っていただけるように、人事ローテーション、人事評価制度、社員研修制度、その他各種健康制度を整備し、女性活躍の推進など人事制度の課題を解決、他社に負けない制度・環境づくりのため、社会の流れも鑑みながら取り組んでいきたいと思います。
「福利厚生」に取り組もうと
お考えの企業担当者さまへ
ベネフィット・ステーションは、従業員満足度を向上し、健康経営やスキルアップを促進する総合型福利厚生サービスです。
グルメやレジャー、ショッピングだけでなくeラーニングや介護・引っ越しなどライフイベントに関わるものまで、幅広いメニューを取りそろえています。
さらに
・Netflixが見放題のプラン
・お得な特典や割引がついたサービスを会員企業の従業員様が給与天引きでご利用頂ける、給与天引き決済サービス
などをご用意しています。