
ネグロス電工株式会社
製造業 1001名以上- 取り組み内容
- ・健康経営
└受動喫煙対策や運動機会の提供、女性の健康支援などセクションごとにプロジェクトを推進
・社員参加イベントの実施
└禁煙川柳や禁煙大喜利、クイズの出題を実施
・婦人科検診の業務時間内受診の容認や育児短時間勤務の対象期間を小学校卒業まで拡大
- ベネフィット・ステーション導入の目的と決め手
- ・利用していたサービスが終了となったため
・社員満足度の向上と活力ある組織の構築を目指し再考
・公平性の確保
└地域ごとに大きな偏りがなくどの拠点でも均等に利用できるサービスがある
・日常的に活用しやすいサービスが多い
- 社員の声
- 「映画やスターバックスチケットなど、選べるコンテンツが増えて嬉しい」
「日常的に使えるクーポンが多く、福利厚生をより身近に感じられるようになった」
「レジャー施設の割引をよく利用するようになり、以前と比べて家族の娯楽費が抑えられた」
- 今後の展望
- ・100年企業を目指す中で、目まぐるしく変化する環境に適用する
└社員の声を反映させた施策を講じることで「還元してくれる」という実感を得てもらい、エンゲージメント向上に繋げる
・エンゲージメント向上により生産性や業績の向上を図り、しっかりとした経営に繋げる
電線管やケーブルを固定する「パイラック」や電気配線用の受け棚である「ケーブルラック」を開発・製造・販売するネグロス電工株式会社様。
18,000点以上の製品を取り扱い、きめ細かなニーズに対応した安心で安全なサービスを提供し、社会のインフラや人々の生活を陰ながら支え続け、社会の発展に貢献し続けています。
今回は、ネグロス電工株式会社様の具体的な取り組み内容や、ベネフィット・ステーションの活用状況についてお聞きしました。

創業77年の歴史を持つ、18,000点以上のラインナップでお客様の細やかなニーズに応える電設資材メーカー
ー貴社の事業概要について教えてください。

竹村:弊社は、創業77年を迎えた電設資材メーカーです。
全国に39か所の販売拠点、7か所の製造拠点、3か所の物流拠点を展開し、社員数も1,500名を超えました。
取り扱う製品は18,000点以上にのぼり、主な商品として、電線管やケーブルを固定する「パイラック」、電気配線用の受け棚である「ケーブルラック」などがあります。
近年では、防犯カメラの取付金具である「カメラック」も人気を集めております。
ー現在、どのような職務をご担当されていますか。
竹村:総務部総務課として、さまざまな業務を担当しています。
福利厚生サービスの運営に加え、社用車の管理や安全運転の啓蒙活動、さらに永年勤続表彰などの社内イベントの企画・立案・実行も担っています。
100年企業を目指し、不健康要素を取り除く取り組みを2020年より開始
ー現状力を入れている人事施策や取り組みについて教えてください。
竹村: 現在、永続的な事業活動の実現に向けて、健康経営に注力しています。
受動喫煙対策や運動機会の提供、女性の健康支援など、セクションごとにチームを編成し、プロジェクトとして推進しています。
また、社員が参加できるイベントとして、禁煙川柳や禁煙大喜利、クイズの出題を実施しています。
さらに、婦人科検診の業務時間内受診の容認や、育児短時間勤務の対象期間を小学校卒業まで拡大するなど、一人ひとりが関心を持てる取り組みを進めるとともに、職場環境の改善にも努めています。

ー取り組みを開始した時期と背景について教えてください。
竹村:100年企業を目指すうえで、社員が本来のパフォーマンスを十分に発揮できる環境づくりが必要だと考え、不健康要素を取り除くための取り組みを2020年より開始しました。
ー取り組み開始後、具体的にどのような効果が得られましたか。
竹村:社内アンケートの結果、健康経営施策を進めることで自身の健康について振り返るきっかけとなり、メリットと感じている社員が多くいるという結果が出ました。
特に運動習慣については昨年度と比較して大幅に向上し、余暇はゴルフやフットサルなどのスポーツを楽しむ社員も多く、昼の休憩時間に近隣をウォーキングする社員もいるようです。
社員満足度向上と活力ある組織の構築を目指しベネフィット・ステーションを導入を検討
ーベネフィット・ステーション導入前の福利厚生制度について教えてください。
竹村:他社様の福利厚生サービスを導入しており、宿泊補助を主としてサービス展開をしておりました。
ーベネフィット・ステーション導入前、福利厚生に関する課題などはありましたか。
竹村:利用方法やサービス内容について社内での知名度が低く利用しない方が多かったことと、従来のサービスでは内容に偏りがあり、拠点や志向性によって活用できる人が限定的で、還元されていることが感じられにくい点が課題となっておりました。
ー福利厚生を見直すきっかけとなった出来事について教えてください。
竹村:従来利用していたサービスが終了となることと、社員満足度の向上と活力ある組織の構築を経営方針として掲げたことがきっかけとなり、再考することになりました。
公平性の確保、日常的に利用できるサービスが多いことが導入の決め手に

ー福利厚生サービスとしてベネフィット・ステーションを選んでいただいた理由は何ですか。
矢野:地域ごとに大きな偏りがなく、どの拠点でも均等に利用できるサービスがあることで、公平性が確保できる点に魅力を感じました。
また、日常的に活用しやすいサービスが多いことも、選定の決め手となりました。
ーベネフィット・ステーションを選定してから導入までにはどのくらいの期間がかかりましたか。
矢野:選定から導入までの期間が短く、全社員の人事情報の登録やアカウント登録手順の整備、サービス概要資料の作成に追われ、慌ただしく進行しました。
特に公開直前に、急遽アカウント登録資料を修正する必要が生じるトラブルもありましたが、それでも2ヶ月程度という比較的短期間で導入を完了できました。
ーベネフィット・ステーション導入時に大変だったこと、苦労されたことがあれば教えてください。
矢野:「登録や利用の仕方が面倒」という印象を払拭することが、最も苦労した点でした。
特に、アカウント登録やログインの手順について「手続きが分からず面倒」と感じる社員が多く、利用をためらう層を最小限に抑えるための工夫が必要でした。
そこで、周知方法をパソコンのみに依存せず、紙媒体で配布するなど、自宅でも手続きを進められるよう配慮しました。
また、その資料もできる限り簡潔で分かりやすい内容にすることを心がけました。
加えて、現在は利用のマンネリ化を防ぎ、利用していないの社員にもサービスを活用してもらうことを目的に、定期的なキャンペーンを企画し、関心を維持できるよう工夫しています。
キャンペーンの内容は、GW前には映画の割引キャンペーン、長期連休前には旅行の宿泊補助、さらに利用実績のある社員を対象に追加ベネポをプレゼントするなど、単なる抽選や全員対象の特典ではなく、サービスの申し込み・利用を条件とした施策を取り入れています。
その結果、ベネアカウントの登録率は9割を超えるまでになりました。
家族も利用できる福利厚生サービスで「いい会社だね」との声が増加
ー導入後の社員様の反応はいかがでしたか。
矢野:社員からは「映画やスターバックスチケットなど、選べるコンテンツが増えて嬉しい」「日常的に使えるクーポンが多く、福利厚生をより身近に感じられるようになった」など、好評の声が多く寄せられています。
一方で、「申し込みから利用までの導線が分かりづらい」といった意見もあり、システム上すぐに改善が難しい点については、担当者としても、もどかしさを感じる部分がありました
しかし、アプリのリリースにより、これらの課題が徐々に解消され、ユーザーの利便性が以前よりは向上しました。
ー導入後、具体的にどのような効果が得られましたか。
矢野:年に1回実施する社員意識調査において導入前と後とでは福利厚生に関する評価が年々向上、改善されています。
また、社員のご家族も利用できることで、「いい会社だね」といった声をいただく機会が増えました。
例えば、映画チケットや飲食店のクーポンを家族で利用し、「家族サービスがしやすくなった」と喜ばれる社員も多くいます。
特に、小さなお子さんがいる社員からは、「レジャー施設の割引をよく利用するようになり、以前と比べて家族の娯楽費が抑えられた」といった声が寄せられています。
私自身も小さな子どもがいるため、同様に感じており、それをきっかけに家族と過ごす時間がより充実しました。
ー導入から効果が出るまではどのくらいの期間がかかりましたか。
矢野: 以前導入していた福利厚生サービスの利用率に達するまで、導入から約半年ほどかかりました。
利用者がサービスの使い方に徐々に慣れ、利用人数は年々増加傾向にあります。
具体的には、「映画を観る際は必ずベネフィット・ステーションを利用するようになった」「レストランの割引を頻繁に活用するようになった」「旅行の際にベネフィット・ステーションを活用し、補助を受けている」といった声が寄せられており、社員が福利厚生を積極的に活用していることを実感しています。
ベネフィット・ステーションを仕事を頑張った時のプチ贅沢に活用

ー普段、ベネフィット・ステーションをどのように活用していますか?
長谷川:私は日常的にコンビニやスーパーで買い物をするのですが、この福利厚生サービスのポイント交換機能を利用してお得に買い物をすることが出来ています。
お得に買い物が出来た分、仕事を頑張ったときに自分へのご褒美としてプチ贅沢を味わうこともでき、非常にありがたいなと思っています。
以前の福利厚生サービスでは利用方法やどの様なサービスがあるのかが分かりにくく、あまり利用する機会がなかったのですが、このサービスになってからは私自身の生活に関わるサービスが多く、弊社の福利厚生の中でも触れる機会が一番多いです。
今後はポイント交換だけではなく映画や旅行、フィットネスジムなど幅広い割引サービスを受けられると聞きました。今後は、アプリや担当者から発信される情報を基にしながら色々なサービスを利用していきたいと考えています。
100年企業を目指し、社員の声を反映した施策でエンゲージメント向上を図る

ー今後の貴社の展望や実現したいことなどがあれば教えてください。
髙木:近況として、観光業の回復や半導体をはじめとした設備投資などは加速しておりますが、コロナ収束を迎えた2023年度以降、世の中が目まぐるしく変化しており、経営的にも安定的な状況ではないと考えております。
弊社はその環境下で100年企業を目指しており、創業の精神である「利他主義」を体現しながら、その変化に適用することが重要であると考えております。そのためには社員一丸となって社会から求められる商品の開発をスピードアップして進め、世の中に送り出すことでメーカーとしての責務を果たしていかなければならないと考えています。
ー貴社と社員の皆様とのエンゲージメント向上には、どのようなことが大切だと思われますか。
髙木:社員に「会社はしっかりと還元してくれる」と実感してもらう事が大切であると考えています。そのためにはしっかりとした経営がベースとなります。その上で、社員のみなさんがどのようなことを求めているのか、何を課題としているのかなど、社員の声を把握することが必要です。
そのために社員の声を上げやすい雰囲気を作り出し、その声を反映させた施策を講じることで「還元してくれる」という実感を得てもらえ、結果としてエンゲージメントが向上するのではないかと考えています。
そして、エンゲージメント向上は生産性や業績の向上につながり、しっかりとした経営に繋がることから必要不可欠であると考えています。
「福利厚生」に取り組もうと
お考えの企業担当者さまへ

ベネフィット・ステーションは、従業員満足度を向上し、健康経営やスキルアップを促進する総合型福利厚生サービスです。
グルメやレジャー、ショッピングだけでなくeラーニングや介護・引っ越しなどライフイベントに関わるものまで、幅広いメニューを取りそろえています。
さらに
・Netflixが見放題のプラン
・お得な特典や割引がついたサービスを会員企業の従業員様が給与天引きでご利用頂ける、給与天引き決済サービス
などをご用意しています。