
株式会社富士薬品
医薬品 1001名以上- 取り組み内容
- ・2022年ベネフィット・ステーション導入
└正社員・パートが対象
・社内研修や社内報での告知による認知度アップ
・ストレスチェックの実施によるアカウント作成の促進
- ベネフィット・ステーション導入の目的と決め手
- ・健康経営強化の一環として導入
・育児・介護に対する補助金などの金銭的支援
・ベネフィット・ステーション利用率拡大や、物価上場に対応した金銭的な支援の充実
・ベネワンプラットフォーム
- 実際のご利用者の声
- ・Amazonのギフト券やnanacoカードが普段の買い物に使えてお得
・出かけるときは使えるクーポンがないか常に確認している
・給トク払いは給与天引きのため、支払いの手間がかからない
- 今後に向けて伝えたいこと
- ・従業員に周知して利用率をあげていきたい
・さまざまな特典やクーポンを年間で使えばかなりの節約になる
・育児、介護のサポートをさらに充実させたい
複合型医薬品企業として地域に拠点を置く富士薬品様。「とどけ、元気。つづけ、元気。」のスローガンのもと、ひとの元気なくらしを支え続けることを使命に掲げ、創業から95年、地域の人々の生活に寄り添う良質なサービスを提供し続ける企業です。
現在は配置薬販売をはじめ、ドラッグストア、調剤薬局、医薬品の研究開発・製造事業と医薬品に関する幅広い事業を展開されています。今回は、従業員への支援強化に向けたベネフィット・ステーション導入の理由や給トク払いの活用事例についてお話を伺いました。
給トク払い導入で利用率の底上げに!ベネフィット・ステーション導入について

ー今回、ベネフィット・ステーションを導入いただいた理由からお聞かせ願えますか?
坪田:ベネフィット・ステーションは2022年より導入しています。導入した理由の1点目は、健康経営の強化です。弊社はもともと健康経営にかなり力を入れています。ベネフィット・ステーションのサービスを使うことで、さらなる健康経営の強化が図れると考えました。
理由の2点目は、従業員の育児や介護に関する金銭的な支援の充実です。
もともと育児や介護に対する支援制度は、時短期間を長めに設定できるなど用意はしているのですが、金銭的な支援制度がないという課題がありました。その点ベネフィット・ステーションのサービスでは、補助金などの金銭的な支援が実現できるのも大きかったです。
ほかにも同じような福利厚生サービスはあると思いますが、育児、介護のサービスが標準装備されている点も決め手になりました。
ー育児、介護のサービス利用数は現状どの程度ですか?
坪田:まだ認知度が足りず理想としている利用状況までは達成していません。初年度に関しては利用者数が少ない状況でなかなか狙いが伝わらないと懸念していましたが、最近は徐々に利用が増えて、当初の20倍ぐらいになっていると思います。
ーどのような取り組みで利用者を増やしたのですか?
坪田:地道な活動です。新入社員へのチラシ配布や、社内研修中での紹介動画の配信、育児・介護についての研修内での紹介などが主な活動です。このような活動を重ねることで、少しずつ認知されてきているのかなと思っています。
ー従業員は女性が多いのでしょうか?
坪田:正社員だと7:3の割合で男性が多いのですが、パートさんまで含めると6:4で男性6割、女性4割と半々に近づいています。男性が多い状況ですが、男女ともに育休の取得を推奨して、一緒に育児に参加してほしい、理解しあえる環境づくりをしたいという気持ちがあります。育児サポートはご家族で使ってほしいとアピールしているところです。
ー給トク払い(※)も導入されていますが、導入のきっかけを教えてください。
坪田:ベネフィット・ステーションの利用率をさらに上げたいと模索するなか、その対策として導入しました。同時にガソリン価格の高騰など物価高に向けた対策という意味合いもあります。いろいろな物の価格が上がるなか、従業員に金銭的な支援ができるのが魅力と考えています。全体の利用率の底上げになるのではと期待しています。
※給与天引き決済サービス「給トク払い」のことです。
ーベネフィット・ワンとしても従業員さんへ直接的な金銭的、経済的な支援ができればと考えています。導入によってなにか効果はありましたか?
坪田:従業員のエンゲージメント向上にはつながっていると思います。あとは採用ですね。応募要項にベネフィット・ステーションが使えることをアピールすることで採用広報に活用でき、そういった意味では効果は大きいと考えています。
ー特に給トクに関して導入後に感じられる効果はありましたか?
坪田:給トクはキャンペーンが多いので、それを社内広報で発信すると利用が拡大します。
会社のビルの1階にローソンがあるのですが、給トクでローソンコーヒーの割引サービスがあり、告知をしたところかなりの反響がありました。売り切れになっているのだが、、など問い合わせが多くあり、みんな社内広報を見てくれているんだなと実感できました。
また、月ごとの企画もあるので、PRしやすいと考えています。
PRを続けることで、給トク払いも月ごとに右肩上がりで利用が増えています。給トク払いがベネフィット・ステーション全体の利用率の底上げにつながっている実感がありますね。給トクは、使ってみたいなと思う本当にお得なサービスが多くあるので、私もよく使っていますし、リピートしているものも多いです。給トク払いの方がより割引率が高い印象があります。
ー実際にどのようなメニューを使ったり、リピートされたりしているのでしょうか?
坪田:タクシーのGOチケット割引をよく使っています。給トク払いで7%割引は大きいですね。ほかにはUber Eatsですね。割引率が高いので、つい使ってしまいます。
Amazonセールとの組み合わせでさらにお得に

普段からベネフィット・ステーションや給トクサービス利用している従業員の方にお話を聞きました。お買い物やレストラン、さまざまな施設でご利用いただいているようです。
ー給トクサービスは、どのようなときにどのくらいの頻度で利用しますか?
塩津:よく使っているのはAmazonのギフトカードです。Amazonで何か買いたいときに金額にあわせて購入しています。セールの時は、さらに割引になるので使うようになりました。最近だとブラックフライデーのセールで使いましたね。15,000円分ぐらい使いました。
セールはすでに大きく割引になっている上に、給トクでAmazonギフトカードがさらに割引になるので大きいです。
ー給トクやほかのベネフィット・ステーションのご利用はありますか?
塩津:一番よく使うのは映画の割引です。映画を見に行くときにはほぼ毎回使用しています。ほかですと博物館、日帰り温泉、コメダ珈琲店、地元のカレー屋さんなど、いろいろなところで使っています。サーティワンアイスクリームなども今度使ってみたいです。普段から旅行や、何かの施設に行くときは必ず使えるクーポンがないか確認するようにしています。
ーベネフィット・ステーションの理想的なご利用の仕方をしていらっしゃいますね。「使ってよかった」と思うポイントはやはり割引がある点ですか?
塩津:年末に実施していた家電セールは、購入寸前まで検討していたのですが、年末年始で何かと入り用なので断念しました。期間限定のセールはよいですよね。またやってほしいです。
ー給トクサービスは利用した分が給与から天引きとなるのですが、その点で抵抗感はありませんか? 支払われる給与が減っているように見えますが。
塩津:今までは1,000円分ぐらいしか使っていなかったので、それほど抵抗感はありませんでした。ただ今回は15,000円使ったので、パート勤めの私にとっては大きな金額です。給与が振り込まれたときは金額が少なくて、ちょっとびっくりしましたが、トータルでは安く購入できているので、そこまで気にならないです。
ー年間トータルで考えるとかなりの節約になっている、ということですね。
そのほかに「こんなメニューがあったらいい」などのご意見はありますか?
塩津:身近なコンビニで使えるものがあるといいと思います。近所にセブンイレブンやローソンがあるので、そこで使えて割引になるチケットがあるといいですね。近くに飲食店はそれほどないのでコンビニであれば普段よく使うので助かります。
ー給トク払いにはセブンイレブンで使えるnanacoカードがあります。またローソンであればカフェのキャンペーンがありまして、ホットコーヒー0円企画も実施しています。さらにクオカードペイを給トク払いで購入すると、セブンイレブン、ローソンどちらでもお使いいただくことができます。
塩津:ローソンのコーヒーキャンペーンの時は活用させていただきました。
通勤はお車ですか?
塩津:車で通勤しています。
ーお車をよくご利用するのであれば、給与天引きのガソリンカードがおすすめです。全国26,000カ所のガソリンスタンドで全国平均価格からさらに割引された優待価格で給油ができます。ぜひ活用してみてください。
塩津:ガソリンカードもあるんですね。ぜひ検討しみたいと思います。
思わぬ使用事例も紹介!給トクにはさまざまな使い道が

総務部で働いている三代さん。ポイ活の一環としてギフト券をご利用されています。ほかにも賢いご利用方法をご紹介いただきました。
ーベネフィット・ステーションはどのようにお使いいただいていますか?
三代:毎月1日に届くベネフィット通信のメールにはいろいろなキャンペーンやイベントの情報があるので、必ずチェックして、ほぼ毎月活用させていただいています。
ーそのなかでよく利用するサービスやカテゴリーはありますか?
三代:nanacoのギフトカードをよく使っています。給トクでnanacoギフトカードを購入して固定資産税や水道代などの支払いに充てています。やっぱり現金で支払うより割安で支払えるのでポイ活の一環という感じですね。水道代や固定資産税をあわせると5万円ぐらいになるんですよ。固定資産税は年4回も払っているので割引総額は大きいです。
ー非常に賢い使い方をされていますね。そのほかにも利用されているサービスはありますか?
三代:今回映画の割引をはじめて使いました。邦画やディズニー映画を見たのですが、割引が大きいのですごく助かります。そのほかには、Amazonのギフト券やQUOカードPayのキャンペーンを実施したときも使いました。富士薬品グループのドラッグストア「セイムス」で買い物をすると社割が利くのですが、それにプラスしてQUOカードPayの割引も使っています。
実はウサギを飼っているのですが、ウサギの餌はあまりスーパーでは売っていないんです。Amazonで毎回買っているのでギフトカードはとても助かります。
ー給トク払いの利用を多くされていますが、給与天引きになることへの抵抗感はありますか?
三代:私の場合、給与天引きはメリットですね。毎回の支払いが面倒なので、給与天引きは楽で助かっています。一部のギフト券とか優待券で給与天引きされないものがあるのですが、給トクに変えてほしいと思っています。
ー給与天引きの方が楽というのは貴重なご意見をいただきました。今後拡大するよう交渉していきます。
三代:よろしくお願いします。健康ランドやスパが好きなので、先日はじめて宮原の「美楽温泉 SPA-HERBS」を利用しました。割引クーポンが使えたのでよかったです。利用できるラインナップが増えているので、ちょっと世界が広がるイメージがあります。「クーポンがあるから行ってみようかな」という気になるので楽しみです。
ー今後、給トク払いサービスに期待することはありますか?
三代:最寄り駅の駅前においしい居酒屋があって、その居酒屋さんのクーポンはなかったので、使えるようになるといいなと思います。使える店舗を拡大してほしいですね。人気の店でクーポンがあるとうれしいと思います。
ーありがとうございます。今後拡大できるよう営業していきます。三代さんはかなりベネフィット・ステーションを活用していますが、使うようになったきっかけはありますか?
三代:現在いる部署で、福利厚生とかポイ活とかにとても詳しい方がいて、教えてもらったのがきっかけです。
ー多くの社員やパートの方が活用するようになるには、どのような取り組みが必要と思われますか?
三代:やっぱり上司の方から、「今ベネフィット・ステーションでこんな割引あるよ」と言っていただけるといいですね。毎日朝礼もあるので、そこで共有していただけると利用すると思います。
さらなる利用率の拡大を目指して!今後の展望
ー今後のベネフィット・ステーション活用について展望はありますか?
坪田:やはりせっかく導入しているので、「使ってもらえばもらうほど『お得』になる」というメリットを享受し、皆さんには使い倒していただきたいです。毎年利用率を更新していきたいと考えています。今年度に関しては利用率20%を目標に、追い込みをかけています。トップクラスの利用率を目指していきたいというのが今後の展望です。
また、当初の導入の目的の一つに育児や介護に対する補助金の部分があるのですが、利用者は増えているものの、まだ少ない人数です。このカテゴリーの利用率を社内ランキングの1位まで持っていきたいという野望があります。
ー今後のベネフィット・ワンに対して期待することはありますか?
坪田:クーポンの価格がほかに比べて高いときがあります。どのクーポンサイトよりも安い価格で提供していただけるとありがたいですね。従業員にもおすすめしやすくなります。また、それぞれの従業員に応じた表示ができるとさらに利用が拡大すると思います。例えば利用履歴から提案があるとか、健康診断結果にもとづいた提案とかあるとよいですね。
ー最後に社員のみなさんへメッセージがあればお願いします。
坪田:何かをするときやどこかへ行くときに、まずベネフィット・ステーションを見てほしいです。
アプリなどで使いやすい状況になってきているので、何か行動をするとき、おいしい物を食べたい、どこかに旅行したいといったときは覗いてほしいと思っています。
給トクの給与天引きは、塩津さん・三代さんのお話でまとめて支払いされるので楽でよいとの声がありました。その部分も今後アピールできるといいですね。使えるサービスが非常に多いので、年間で考えるとかなりの支出削減につながります。せっかく導入しているのに、使われていないのは非常にもったいないという気持ちがありますので、これからも人事部としてどうしたら多くの従業員の方に使ってもらえるかを考えていきます。
「福利厚生」に取り組もうと
お考えの企業担当者さまへ

ベネフィット・ステーションは、従業員満足度を向上し、健康経営やスキルアップを促進する総合型福利厚生サービスです。
グルメやレジャー、ショッピングだけでなくeラーニングや介護・引っ越しなどライフイベントに関わるものまで、幅広いメニューを取りそろえています。
さらに
・Netflixが見放題のプラン
・お得な特典や割引がついたサービスを会員企業の従業員様が給与天引きでご利用頂ける、給与天引き決済サービス
などをご用意しています。