将来が不安で仕事が手につかない人が今行うべきたった2つのこと

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将来 不安 仕事

ストレス社会に生きる現代人の中には、日々の生活のストレスのみならず、将来への漠然とした不安と戦っている方も多いのではないでしょうか。

終身雇用が崩れ、市場の競争が激化する中で、企業に勤める会社員が定年まで勤めて退職金をもらうという構図が当たり前ではなくなりました。

年金制度の変革や少子化による影響で、老後の年金受給額が減少することが予想される今、定年後の生活に不安を感じる人も増えていると考えられます。一家の稼ぎ頭として期待される30代から40代にとっては、仕事やお金、健康や家族など将来の不安は尽きません。

ここでは、将来が不安で仕事が手に付かない30代から40代の方々へ向けて、その不安解消法を提案します。

将来を不安視して退職する原因

平成26年に厚生労働省が「転職入職者が前職を辞めた理由」について調査した結果によると、30歳から34歳の男性の13.3%が、「会社の将来が不安だった」ことが転職の理由であったと答えています。

これは、出向等を含む「その他の理由」を除くと、最も多い割合となります。この割合は年齢が上がるにつれてわずかに減少するものの、引き続き高い数値を保ち、35歳から39歳の男性の9.8%、40歳から45歳の7.6%と、それぞれ全体の約1割弱が会社の将来を案じて転職を決断しています。

さらに、45歳から49歳の男性においては、10.5%と数値が上昇し、「定年・契約期間の満了」(13.6%)、「会社都合」(10.7%)に次ぐ3番目に多い理由となっています。 同様に、転職入職者が転職理由として挙げるもので割合が大きい項目は、「給与等収入が少なかった」、また「労働時間・休日等の労働条件が悪かった」というものです。

特に、30歳から34歳の男性の10.1%、35歳から39歳の男性の13.4%が収入を理由に、30歳から34歳の男性の11.6と、35歳から39歳の22.2が労働条件を理由に退職したことが分かりました。これらの項目は、同世代の女性においても同様に高い数値を出しており、中でも労働条件に関しては、30代から40代の女性の12から約18の割合の人が退職理由に挙げたという調査結果になりました。

このように、30代から40代の会社員には、会社の将来や自分の収入に対する不安、また、労働条件に対する不満が多いことが分かります。会社の将来性に対する不安については、事業縮小に伴うリストラのリスクを懸念していることが考えられるでしょう。

事実、同調査において45歳から49歳の男性の転職者の2割以上が会社都合や契約満了で退職を余儀なくされています。

このような状況下では、同年代の社員が「次は自分の番かもしれない」という不安を抱いてしまっても不思議ではありません。さらには、会社の業績が落ち込むと定期昇給や賞与がカットされることや、人件費削減によって企業が新規採用を抑える結果、労働時間が増えるなど既存社員の負担が大きくなる可能性も考えられます。労働条件が悪いことを理由に転職している人の中には、長時間労働などによるストレスや、体力的な辛さが理由でやむを得なく転職をした人もいるかもしれません。

高度成長期には終身雇用が守られ、年功序列で昇給や昇格がありましたが、今では当時に比べて雇用が不安定になり、転職市場も活発化しています。そのため、会社の将来に不安を感じる30代から40代が、自分の将来やキャリアに対しても漠然とした不安を感じてしまうのではないでしょうか。

将来が不安なあなたが行うべき対策方法

このように、将来を不安視している人は、会社に居続けながらもキャリアの不安のために力が発揮できないなどの弊害が起きる恐れがあります。

例えば、失敗を恐れて必要以上の仕事を受けたがらない、新しい意見を提案するよりも今ある仕事を着実にこなしたい、というように、会社や上司からマイナス評価を受けないようにするために、保守的なタイプの社員が増えることが予想されます。

確かに、会社の業績が安定しているうえに雇用が守られていれば、「上司である自分が責任を取るから挑戦してみろ!」と部下に言えるかもしれませんが、業績が思わしくない企業で且つリストラの可能性がある場合には、部下の失敗のために自分の評価が下がることを恐れる上司も出てくるでしょう。

しかし、このような受け身な社員が多い会社では、イノベーションの機会もなく企業の成長にとって大きな妨げになります。社員個人にとっても、不安を抱えたままでは前向きに仕事を楽しむことが難しく、次第に精神的なストレスも大きくなると考えられます。そのため、これらの将来への漠然とした不安を取り除き、イキイキと仕事をするための対策を講じる必要があるでしょう。それでは、具体的にはどのような方法があるのでしょうか。

ステップ1あなたの不安は?書き出して整理してみよう

将来への漠然とした不安に対する対処法のはじめのステップは、何が不安なのか書き出してみることです。

不安が漠然としすぎている状況では、対策を考えることは難しいからです。人によっては時間がかかる作業かもしれませんが、自分が不安に感じることをまずは思いついた順番に紙に書き出してみましょう。

次に書き出したものをカテゴリー別に整理し、深掘りしていきます。例えば、自分の仕事におけるスキルに対する不安、10年後のキャリアに対する不安、営業成績に対する不安などは、「仕事」のカテゴリーに入ります。

次の章で「仕事、お金、健康」と分類しているので、この4つで分類すると良いという話を持ってくると良いと思いました。 また、カテゴリーに分けた不安要素を並べた後に、大きい不安と小さな不安に分けてみるのもいいでしょう。

このように書き出すことで、自分の思考がすっきりしてきます。漠然とした不安というものは、一言では表せない複雑な心情です。しかし、不安を取り除くためには、その不安の原因であるものが何なのかを探り、問題解決に向けて行動する足掛かりを見つけることが重要です。

ステップ2 整理した不安要素を解消したい順に並べよう

不安要素を整理したところで、次に優先順位を決めましょう。書き出したカテゴリーの中にある不安要素のうち、最も重要なものは何か、最優先で解消したいものは何かという順位をつけるといいでしょう。

ここでは、仕事、お金、健康に対する不安の解消方法について、それぞれ説明していきます。

仕事の不安

30代から40代の仕事に対する不安は、20代とは異なり、「自分に合う仕事が何か分からない」という人は少ないかもしれません。

それでも、転職が珍しくない今の時代に、30代からキャリアチェンジをしたり、起業したりする人もいます。今の会社の経営状態や将来性に不安がある、仕事の内容や人間関係に不安がある、など仕事に対する不安が大きい場合には、転職も視野に入れながら、自分自身の市場価値を高める努力をすることが大切です。

まずは、自分の今までのキャリアと経験に自信を持つこと、さらには資格を取得する、業務上のスキルを身につけるなど、新しいことにも挑戦することで、いざ転職をする際にスキルを十分に活かしてキャリアアップできるような準備をしておくといいでしょう。

また、転職する予定がなくても転職エージェントに会ってみるなどして、自分のスキルや経験が同業他社で通用するかなど相談してみることもひとつの手です。いつでも転職できると感じることで、心に余裕と自信が生まれ、仕事に対する不安が軽減することも考えられます。特に、リストラなどを心配している場合には有効な策といえるでしょう。

また、業務上不安に感じていることがある際には、信頼できる上司や同僚に相談することもいいでしょう。ひとりで抱え込んでいると答えが出ない問題も、周囲に相談することで意外とスムーズに解決することや、気分が楽になることもあります。

お金の不安

お金に対する不安は、多くの人が持つ感情のひとつではないでしょうか。

今の生活に問題がなくても、定年後や老後の資金、家族の介護や子供の教育費などにかかるお金など、将来的にお金に不自由しないかどうかは気になるところです。 お金の不安を取り除くには、まず現状の収入と支出のバランスを明確にしましょう。

現在の収入で毎月いくら貯蓄できるのかを分析し、節約できる項目があるかどうかを検討します。そのうえで退職までどのくらい貯金できるのかを計算しましょう。さらに、将来家族も含めて必要になるであろう金額を割り出し、不足分があるのかどうか知っておきます。また、配偶者の財産も含めて家庭の総資産額を把握しておくこと、貯蓄額の目標を定めることも重要です。

現在の収入が将来必要な予算に対して不足しているのであれば、転職を検討することもひとつの手です。スキルアップして年収アップを目指す、資格を取って独立するなどの道が考えられます。支出を減らすために家賃が安いアパートに引っ越す、外食や習い事などを減らすなどの節約が必要かもしれません。

また、得意なことを活かして在宅ワークを始める、資産運用や株式投資などを始めるなど、会社員としての収入以外の収入源を作っておくことも、不安解消法として有効です。夫婦であれば、共働きをすることで家庭の収入源の数が増えることになります。

収入源が多いほど、急な解雇や退職時にも収入を確保することができるという安心感があります。

健康の不安

健康に関する漠然とした不安を抱いている方は、日常生活でできる健康増進法を試してみてはいかがでしょうか。健康上の問題が明確にある場合は、医師の指示を仰ぐべきですが、「体力が落ちている気がする」など、加齢に伴う将来の不安を感じているのであれば、まずは定期的に体を動かすことから始めてみるといいでしょう。

例えば、朝少し早く起きてストレッチをする、通勤時に一駅分歩いてみるなど、気軽に始められることを続けるといいでしょう。 また、「病は気から」と言われるように、深く考えてストレスを溜めすぎずに楽観的に考えることも健康にとって大切です。まずは無理せずできることから始めてみるという気持ちで臨むといいでしょう。

さらには、毎年健康診断を受診する、加入している保険プランの見直しをするなど、いざというときのための準備をすることも不安解消にとって役立ちます。

不安を忘れる努力も大切にする

もちろん、不安要素の中には、短期的に解消できないものもあるでしょう。不安に立ち向かうことも必要ですが、時には忘れて今を大切に生きることも重要です。

不安解消に効果的なストレス発散法としては、しっかりとした休養と睡眠をとること、入浴やマッサージなどでリラックスすること、適度な運動をすることが挙げられます。

質の良い睡眠をとることで、自律神経を整え脳内が整理されるため、ストレスを解放する効果があります。リラックスすることは睡眠を促す意味でも有効です。ウォーキングやサイクリングなど単調なリズム運動は、幸せホルモンと呼ばれるセトロニンを増やす働きをし、ストレス解消に効果的といわれています。

その他にも、家族や親しい友人に話を聞いてもらう、趣味の時間を取る、新しい趣味を増やすなどもいいでしょう。人に話を聞いてもらうことで、自分の考えが整理できることや、共感を得ることで承認欲求が満たされて、気分が明るくなることが期待できます。

また、自分が好きなことに没頭したり、新しいことに挑戦したりすることで、悩んでいることを忘れて精神的にリフレッシュすることができるでしょう。

行動こそ不安解消の得策

このように、実際に行動することこそが不安を解消する大きな近道となります。不安に思っているばかりでは、問題が解決しないばかりか心身ともに疲れ果ててしまいます。精神的に弱っているときには、不安がより一層膨らみネガティブな思考に陥りがちになります。将来を不安視するあまり、結果的に健康を損なってしまっては、元も子もありません。健康状態が悪くなると、仕事やお金に対する将来の不安がさらに大きくなってしまうでしょう。 人間は、目標を持つことでやる気が生まれたり、大きな成果を発揮したりすることがあります。

人生の大きな目標を持つことは難しくても、毎月○万円貯金する、あと○キロやせる、など身近な目標を作り、ひとつひとつ達成していくことで、日々の生活に活気が生まれるでしょう。また、目標達成に向けては、ストレスを溜めすぎないことも大切です。節約やスキルアップの取り組みをする際には、目標にストイックになりすぎないよう、ほどよく息抜きしながら行うことをおすすめします。

将来に不安を抱える30代から40代の働き盛りの世代にとって、ストレスと上手に付き合い少しでも不安を解消する術を知っておくことは、人生を楽しむために必要であるといえるでしょう。自分の不安要素を明確にし、いざというときの備えをしながらも、深く考えすぎない前向きな気持ちを保って行動することも重要です。

 

 

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長時間労働の是正と共に検討すべき
福利厚生制度の拡充

働き方改革が進む中で、その取り組みの中心となっている長時間労働の是正。

すでに多くの企業が取り組みを行っている中で、セットとして注目されているのが、給与・福利厚生制度などの待遇面の向上です。残業削減は従業員のプライベートを確保し、仕事に対するモチベーションの向上に繋がっている一方で、残業代が減り、従業員の賃金低下が目立ってきています。

しかし、基本給を上げることは難しいので、残業代の代替策が求められます。

従業員満足度、生産性の向上、採用強化・離職防止に繋がる福利厚生制度の拡充を検討していくことが得策です。

業界トップの導入実績を誇るベネフィット・ステーションは、

・最短2週間で大手企業と同等の福利厚生を簡単に整備できる
・全国の企業、幅広い年代層や多様なニーズに応えるための100万を超える福利厚生優待サービス
・東証一部上場企業の約45.3%、公務団体の約46.6%が導入済み
・従業員が直接サービスを申込むため、導入後の事務作業は一切なし

と、従業員1人あたり380円から(コーヒー1杯と同じ値)で充実した福利厚生制度の拡充が実現できます。

企業は人なりという言葉があるように、従業員の会社に対する満足度を高めることは、企業の業績を向上させることに繋がります。

ぜひこの機会に、福利厚生制度の拡充を検討していきましょう。


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